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J-GLOBAL ID:201502218645285641   整理番号:15A1373859

水素結合型強誘電体LHPの時間分解発光スペクトルと構造相転移

著者 (2件):
資料名:
巻: 25  ページ: 60-68  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: L6016A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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擬一次元水素結合を有する強誘電体PbHPO4(LHP)について,一光子励起および二光子励起による発光スペクトルおよび時間分解発光スペクトルの温度依存性を詳細測定し,強誘電相転移と励起子の緩和状態との関連を調べた。LHP結晶はゲル法で作製した試料をb軸方向で劈開,成型して用いた。二光子励起の励起光源はQスイッチパルスYAGレーザ,一光子励起にはYAGレーザを例起源とした色素レーザを使用し,6~320Kの温度範囲で測定した。2.8V付近の発光帯での時間分解発光スペクトルにおいて,二光子励起では寿命400nsの発光帯(F帯)と45μsの発光帯(S帯)が見られたが一光子励起ではF帯は見られないという明らかな違いがあった。F帯の量子効率および発光寿命の温度依存性の解析から,F帯の要因となる自己束縛励起子の複写確率は,低温での強誘電相の自発分極による局所電場によって低下すると説明できる。またS帯が局所電場の影響を受けないのは結晶表面で自発分極が有効に働かないためであり,局所電場が表面と内部で異なることが考えられる。
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分類 (3件):
分類
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無機化合物のルミネセンス  ,  塩基,金属酸化物  ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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