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J-GLOBAL ID:201502218710052064   整理番号:15A1219249

RECAはヒメツリガネゴケのクロロプラストゲノム安定性の維持において二重の役割を果たす

RECA plays a dual role in the maintenance of chloroplast genome stability in Physcomitrella patens
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 516-526  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クロロプラストDNA(cpDNA)は,光合成を含むクロロプラスト機能に必須の遺伝子をコードしている。相同組換は,cpDNAでしばしば発生する。しかし,その重要性や基礎となる機構はよくわからないままである。本研究で著者らは,RecAリコンビナーゼの核コード化クロロプラスト局在ホモログの役割を解析した。これは,細菌および苔のヒメツリガネゴケにおける,相同組換のキー因子である。ヒメツリガネゴケクロロプラストRecAホモログRECA2の完全ノックアウト(KO)は,中度成長障害を生じ,メチルメタンスルホナートおよびUVに対する感受性を付与した。KO変異体は,チルメタンスルホナート損傷からのcpDNAの低回復性を示したことから,RECA2ノックアウトは損傷cpDNAの修復を減弱することが示唆された。RECA2 KO変異体はまた,短い分散繰り返し配列(13~63bp)間の異常な組換えから生じた,減少したcpDNAコピー数およびcpDNA分子の上昇したレベルを示した。このことから,RECA2 KOクロロプラストゲノムは不安定化したことが示された。以上より,これらのデータはクロロプラストゲノム安定性の維持における,RECA2の二重の役割を示唆するものである。RECA2は短い分散繰り返し配列間の,異常な組換を抑制し,損傷DNAの修復を促進した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  核酸一般 
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