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J-GLOBAL ID:201502218741073167   整理番号:15A1029592

ファーストフードは運動前と無関係に2型糖尿病での食後心負荷を増大させる 予備試験

Fast food increases postprandial cardiac workload in type 2 diabetes independent of pre-exercise: A pilot study
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号: Aug  ページ: 14:79 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:2型糖尿病では,心血管リスクを増大させる食品を摂取すると食後の代謝に悪影響が及ぶ。本試験では2型糖尿病患者の食後左室(LV)機能に対するファーストフードの急性効果と,運動前の潜在的効果について検討した。方法:2型糖尿病患者10名(男性7名,女性3名,53.4±8.1歳,28.3±3.8kg/m2,2型糖尿病期間3.1±1.8年)と対照10名(男性7名,女性3名,52.8±10.1歳,28.5±4.2kg/m2)を対象に,ファストフード摂食16~18時間前に,順不同で高強度インターバル運動(HIIE:40分,4×4分間隔,HR max:90,95%),中強度インターバル運動(MIE:47分,HR max:70%),または運動なし(NE)のいずれかを実施するクロスオーバー試験とした。ベースラインの心エコー,血圧,および生化学的測定値を,運動前,運動16~18時間後,ファーストフード摂食後30分,2時間,および4時間後に記録した。結果:LV拡張期(拡張早期の組織速度ピーク,拡張早期の流入速度ピーク),および収縮期負荷(グローバルストレインレート,収縮期組織速度ピーク,ダブルプロダクト)は両群でファーストフード摂食後に増大した。対照群と比較して,ファーストフード摂取後の2型糖尿病群では,安静時心拍数の長期上昇,拡張期負荷(拡張早期の組織速度ピーク)の長期上昇,収縮期血圧の低下が認められた。食後期の運動による有意な変化は全群で認められなかった。結論:本試験の結果から,2型糖尿病患者ではBMIと年齢を一致させた対照群と比べ,ファーストフード誘発による全体的な心負荷が大となり,摂食16~18時間前の運動には食後期の急性効果がないことが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品一般  ,  循環系の臨床医学一般 

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