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J-GLOBAL ID:201502218743422584   整理番号:15A0940902

幾何学的位相解析と転位密度テンソル解析によるαFe2O3/αAl2O3界面におけるミスフィット転位

Investigation of misfit dislocations in α-Fe2O3/α-Al2O3 interface by geometric phase analysis and dislocation density tensor analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 106  ページ: 308-316  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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α-Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>/α-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>ヘテロ界面におけるミスフィット転位を,高解像度透過電子顕微鏡(HRTEM),幾何学的位相解析(GPA)と転位密度テンソル解析によって研究した。ミスフィット転位はその界面で二次元のネットワーク構造を形成する。著者らはミスフィット転位の原子配列とひずみ分布を,HRTEMとGPAにより特徴付けた。その観察は1つおよび2つの余分な半平面/歪み場が,それぞれ[<span style=text-decoration:overline>1</span>100]と[11<span style=text-decoration:overline>2</span>0]に沿って存在していることを示している。転位密度テンソル解析はバーガースベクトルを決定するにおいて非常に高い精度をもたらし,コア領域において正確に転位分布を局所化するときに有用であると証明した。その結果は,全ての転位は同一のバーガースベクトルを持っているが,恐らく転位コアにおける原子配列の差違に原因がある転位密度の異なる空間分布を持つことを示している。古典的な弾性理論が,転位密度テンソルの三次元可視化とよい一致を示すことが分かった。転位コアにおける,原子配列,点密度分布,およびひずみ分布間の関係を研究した。それは,1つ/2つの余分な半平面が転位密度分布において1つ/2つのバーガースベクトルを誘起すること,すなわち1つ/2つのバーガースベクトルが転位コア周囲で1つ/2つの歪み場を誘起するとして,簡略に記述できる。最終的に実験的なひずみ分布を転位モデル(Peierls-NabarroモデルとForemanモデル)と比較することにより,著者らは転位全てがForemanモデル(a=2)従うこと,そしてそれは歪み場の同じ空間的拡張を有することを示していることを見いだした。本研究は,ミスフィット転位,とりわけ複雑なコア構造を備える転位の研究における転位密度テンソル解析の優越性を明らかにしている。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の無機化合物の格子欠陥 

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