文献

J-GLOBAL ID：201502218743826072   整理番号：15A0447066

水中ワイヤレスセンサネットワークにおける伝搬遅延を考慮したタイムスロットスケジューリング

Considering the Propagation Delay Time Slot Scheduling for Underwater Wireless Sensor Networks

著者 (2件)： 浜田龍平 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  村田佳洋 (広島市大 大学院情報科学研究科)
資料名： 情報処理学会論文誌トランザクション 数理モデル化と応用(Web)  (情報処理学会論文誌 数理モデル化と応用(Web))
巻： 6  号： 3  ページ： WEB ONLY 1-10  発行年： 2013年12月27日 
JST資料番号： U0475A  ISSN： 1882-7780  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,海洋資源調査や災害感知のために,水中用のワイヤレスセンサネットワーク(Underwater Wireless Sensor Network,以下UWSN)が研究されている。水中では電波通信が効果的でないため,音響通信がよく用いられる。音響通信は伝搬遅延が大きく,センサノードごとの受信タイミングが異なるため,水中環境のためのパケット衝突制御手法が必要である。本論文では,UWSNにおける伝搬遅延を考慮したタイムスロットスケジューリング手法を提案する。本手法は,遺伝的アルゴリズムによって通信優先度を割り当て,タイムスロットを割り当てる。提案手法を評価するためシミュレーション実験を行った。その結果,データ分割法と比較して,58%少ないタイムスロット数での割当てを得ることができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  *音波通信 ,  水中通信 ,  *遺伝的アルゴリズム ,  無線伝送 ,  センサ ,  水中 ,  遅延特性 ,  伝搬特性 ,  データ通信 ,  信号フレーム ,  スケジューリング ,  海洋 ,  水産資源 ,  水中音響 ,  水中伝搬 ,  災害救助 ,  災害支援 ,  水中センサネットワーク ,  水中音響通信 ,  *無線センサネットワーク ,  *進化的計算
準シソーラス用語： タイムスロット ,  タイムスロット割当 ,  パケット衝突 ,  海洋災害 ,  海洋資源 ,  災害監視 ,  資源調査 ,  資源調査会 ,  伝搬遅延

分類 (3件)： 計算機網  (JC03000K) ,  その他の通信応用  (ND15000K) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (15件)：

• Wan, C.-Y., Campbell, A.T. and Krishnamurthy, L.: PSFQ: A Reliable Transport Protocol for Wireless Sensor Networks, WSNA (2002).
• Wan, C.-Y., Eisenman, S.B. and Campbell, A.T.: CODA: Congestion Detection and Avoidance in Sensor Networks, ACM SenSys (2003).
• Warneke, B., Last, M., Liebowitz, B. and Pister, K.S.J.: Smart Dust: Communicating with a Cubic-Millimeter Computer, IEEE Computer, pp.44-51 (2001).
• クロスボー株式会社製品カタログ,入手先 (http://www.xbow.jp/motecatalog.pdf).
• Lucero,S.:産業オートメーションの無線センサーネットワーク(WSN):監視と管理アプリケーションの市場,ABI Research(2007).

タイトルに関連する用語 (3件)： 水中 ,  ワイヤレスセンサ ,  伝搬遅延