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J-GLOBAL ID：201502218747258649   整理番号：15A0780864

レーザー加工技術の金型分野への応用 研究事例 3 機上レーザー焼入れシステムを用いた複雑形状極小刃物の新工法

著者 (3件)： 小川圭二 (龍谷大) ,  田邉裕貴 (滋賀県大) ,  中川平三郎 (中川加工技術研)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 30  号： 6  ページ： 030-033  発行年： 2015年06月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新たに開発した「レーザー焼入れ後刃形創製法」の概要と加工事例を紹介した。「刃形創製後レーザー焼入れ法」は,良好な刃形の創製が容易ではなかった。筆者らは,安定してレーザー焼入れが可能な平面形状で十分な熱容量を有する工作物に刃先稜線予定線を含む領域を先に部分焼入れし,それを機械加工で仕上げて刃形創製する工法を開発した。直線形状極小刃物での基礎実験で,SK105の直方体にYAGレーザーで焼入れし,超硬合金製ボールエンドミルで刃形を創製した。刃先半径<5μm,硬さ≧500HVのものを良好に創製できた「刃物」と判定した。「刃形創製後レーザー焼入れ法」を用いた場合,刃先の溶融が発生し得ないので,広いレーザー照射条件範囲で,良好な刃物の創製ができると考えられる。曲線形状極小刃物での応用実験では,直線-円弧-直線からなる円弧径1~10mmの円弧部45°付近の刃部断面を評価対象とし,良好な刃物が創製できていることがわかった。

シソーラス用語： レーザ加工 ,  金型 ,  *レーザ焼入 ,  形態 ,  *刃物 ,  工作物 ,  YAGレーザ ,  エンドミル ,  刃先 ,  超硬合金 ,  レーザ照射 ,  刃部 ,  押込硬さ ,  熱容量 ,  ボールエンドミル ,  金型加工 ,  複雑形状

分類 (1件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E)

タイトルに関連する用語 (8件)： レーザー加工 ,  金型 ,  応用 ,  研究 ,  レーザー焼入れ ,  複雑形状 ,  刃物 ,  工法