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J-GLOBAL ID：201502218782727309   整理番号：15A1314186

我々はビオチンとアビジンのペアを負かすことができるだろうか?: ククルビト[7]ウリルをベースとした極めて高い親和性のホスト-ゲスト錯体とその応用

Can we beat the biotin-avidin pair?: cucurbit[7]uril-based ultrahigh affinity host-guest complexes and their applications

著者 (4件)： SHETTY Dinesh (Center for Self-assembly and Complexity (CSC), Inst. for Basic Sci. (IBS), Pohang 37673, Republic of Korea. ...) ,  KHEDKAR Jayshree K. ,  PARK Kyeng Min ,  KIM Kimoon
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 44  号： 23  ページ： 8747-8761  発行年： 2015年12月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成の1価ホスト-ゲスト分子認識ペアのデザインは,いまだに,チャレンジングであり,特にデザインされた系で達成できる親和性の限界を調べることに興味が持たれている。この観点から,多くのゲストと超安定な錯体を形成する能力ゆえ,ホストファミリーククルビト[n]ウリル(CB[n],n=5~8,10,14)の重要なメンバーであるククルビト[7]ウリル(CB[7])が大きな興味を持たれてきた。CB入口とゲストのイオン-双極子及び双極子-双極子相互作用であるホストの空洞とゲスト間の強い疎水効果は,その様な強い錯体形成を実現するための基本である協同的及び多重非共有結合性相互作用に役に立つ。これらの高選択性で,その上強い動的相互作用は親和性クロマトグラフィー,生体分子固定化,タンパク質分離,生物触媒及びセンサー技術を含む多くの応用に利用出来る。本レビューでは,CB[7]に対する高い親和性ゲストの開発における進捗,錯体の安定性に影響する因子,理論的洞察,及び種々のチャレンジングな応用におけるこれら高親和性ペアの有用性を要約した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： アビジン ,  *包接化合物 ,  分子認識 ,  双極子相互作用 ,  空洞 ,  効果 ,  錯体生成 ,  化学結合 ,  アフィニティークロマトグラフィー ,  バイオ触媒 ,  センサ ,  親和性 ,  疎水性相互作用 ,  *ゲストホスト効果 ,  *大環状化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  カルボン酸 ,  ウレア化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  ビタミンB群
準シソーラス用語： ナノ空洞 ,  *ホスト-ゲスト錯体 ,  親和性クロマトグラフィー ,  生物触媒 ,  疎水性効果 ,  双極子-双極子相互作用 ,  非共有結合 ,  包接錯体形成

分類 (3件)： 分子化合物の結晶構造  (BK09050T) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

物質索引 (2件)： ククルビト[7]ウリル ,  ビオチン

タイトルに関連する用語 (5件)： ビオチン ,  アビジン ,  親和性 ,  ホスト-ゲスト錯体 ,  応用