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J-GLOBAL ID:201502218825883423   整理番号:15A1314732

分散なし密度汎関数法及び増分ポストHartree-Fock理論の組合せによる転用性及び精度 コロネン/グラフェン/グラファイト上への希ガス吸着

Transferability and accuracy by combining dispersionless density functional and incremental post-Hartree-Fock theories: Noble gases adsorption on coronene/graphene/graphite surfaces
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巻: 143  号: 19  ページ: 194701-194701-14  発行年: 2015年11月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分散なしの密度汎関数法(DFT)[K.Pernalら,Phys.Rev.Lett.103,263201 (2009)]の増分法[H.Stoll,J.Chem.Phys.97,8449 (1992)]との組合せによる電子構造法の精度と転用性を,希ガスNe,Ar,Kr及びXe原子とコロネン/グラフェン/グラファイト表面の間の相互作用に対して妥当付けた。その方法は,結合クラスタシングル及びダブル及び摂動トリプルレベルでの厳密な単量体間分散様(2体及び3体)相関項を表面クラスタモデルに対する増分法に用いた。その際,周期的分散密度汎関数計算はHartree-Fock及び単量体内相関寄与の和の見積りのために実行した。分散エネルギー寄与もまたDFTベースの対称性採用摂動法[SAPT(DFT)]を用いて得た。X/表面(X=Ne,Ar,Kr及びXe)断面エネルギーの構造の解析は希ガス原子のシーケンスでの指導的な単量体間の相関寄与の優れた転用性を示し,それをDrudeの振動子モデルを用いても考察した。それらの結果を,さらにvan der Waals-(vdW)-補正のDFTベースの方法と比較した。精度のテストとして,側方平均X/グラファイトポテンシャル(X = 3He,4He,Ne,Ar,Kr及びXe)により支持される低準位核束縛状態のエネルギーを計算し,実験測定及び半経験的パラメータのab initio介助の微細チューニング原子結合ポテンシャルモデルからの最良の見積りと比較した。決定された束縛状態エネルギーは原子-束縛ポテンシャルモデルから6-7meV(6%)以内の差異である。3体分散型項増分は,SAPT(DFT)法がそれらの項を効率的に考慮したということを含む重要性を明確に示した。最良の実験ベースの見積りの偏差は2.3 meV (1.9%)よりも小さく,DFTとポストHF増分スキームの組合せ精度は全希ガスに対して確定した。4%と11%以内の相対偏差は,ネオンよりも重い希ガス原子に対してvdW補正DFT取扱いPBE-D3及びvdW-DF2に応用して良好な精度を得た。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  無機化合物一般及び元素 

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