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J-GLOBAL ID：201502218828424730   整理番号：15A1323561

MU-MIMOにおける各ユーザ及びユーザ間の相関係数の基礎検討-各ユーザの移動方向及び位置の影響-

Study of Correlation Coefficient on Each User and between Users in MU-MIMO

著者 (3件)： 金見代勇輝 (千葉工大) ,  中林寛暁 (千葉工大) ,  小園茂 (千葉工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 226(AP2015 79-91)  ページ： 65-70  発行年： 2015年09月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MU-MIMOにおける各ユーザ及びユーザ間の相関係数の基礎的な検討を限定された狭い領域内において,ユーザの移動方向及び位置の影響をコンピュータシミュレーションによって検討した。ユーザ1と2及びユーザ1と2間の移動時の相関係数を累積分布で表し,次の主な結果を得た。各ユーザの移動方向が異なるほど到来波広がり角が小さいほど各ユーザの相関は異なり,ユーザ間の相関は小さい方へシフトする。各ユーザの移動方向が同一方向でも両者の位置が離れると各ユーザの相関は同一であるが,ユーザ間の相関は小さい方へシフトする。また,到来波広がり角が小さくなるほど各ユーザの相関とユーザ間の相関は大きい方へシフトする。(著者抄録)

シソーラス用語： *MIMOシステム ,  通信チャネル ,  キャラクタリゼーション ,  システムモデル ,  多経路伝搬 ,  確率分布 ,  *相関係数 ,  *方向 ,  *到来角
準シソーラス用語： MIMOチャネル ,  チャネル特性化 ,  *マルチユーザーMIMO ,  移動モデル ,  *移動方向 ,  多重波伝搬 ,  累積分布

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (9件)：

• " Universal Mobile Telecommunication System (UMTS); Spatial channel model for Multiple Input Multiple Output (MIMO) simulations, " 3GPP TR25.996 v11.0.0, Sep. 2012.
• 管智茂,船田龍平,王俊義,原田博司,高田潤一,"3GHz帯マクロセルシステムにおける屋外MIMO電波伝搬測定,"信学技報, RCS2009-5, Mar. 2009.
• 齋藤健太郎,北尾光司郎,今井哲朗,奥村幸彦,"市街地スモールセル環境における空間MIMOと偏波MIMO特性比較," 信学技報, A・P2013-39, June2013.
• 西森健太郎,マルチユーザMIMOの基礎, コロナ社, 東京, 2014.
• Y. Inoue, K. Saito, T. Kawamura, and H. Andoh, " Field experiments on antenna configuration associated with fading correlation for downlink multi-user MIMO in LTE-Advanced," Proc. IEEE VTC 2013-Spring, June 2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： MU-MIMO ,  相関係数 ,  基礎 ,  移動方向