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J-GLOBAL ID:201502218897111522   整理番号:15A1207424

渤海周辺の有機物質における河口および海洋表層堆積物の供給源【Powered by NICT】

PROVENANCE OF ORGANIC MATTER IN ESTUARINE AND MARINE SURFACE SEDIMENTS AROUND THE BOHAI SEA
著者 (9件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 497-507  発行年: 2015年 
JST資料番号: W0867A  ISSN: 0029-814X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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河口表面堆積物の三十五試料は2013年8月の渤海の主要摂食河川で採取した,24種の海洋表面堆積物は2013年12月における渤海海および北部黄海で採取した。全有機炭素(TOC),全窒素(TN),有機炭素同位体(δ~(13)C)と窒素同位体(δ~(15)N)を有機物源を追跡するために調べた。結果は,河口の表面堆積物中のδ~(13)C値は平均-24.5‰の--26.4‰から--21.8‰の範囲にあり,海洋表面堆積物中のものは-23.8‰から-21.7‰まで平均-22.3‰であったことを示した。河口表面堆積物中のTOCは0.04%~-3.70%の範囲で平均1.24%の海洋表面堆積物中のTOCは0.49%~2.01%,平均1.03%であった。河口表面堆積物におけるδ~(13)Cの値は小さく,主に大陸棚から起っており,一方海洋表面堆積物中のものは大きく,有機物質の水生源から主に生じた。δ~(13)Cの範囲が最大と最小の間の4.6‰の相違と河川の間で大きく変化した。しかし,地理的に近い河川間で非常にほとんど変化しなかった。河口表面堆積物におけるδ~(15)N値は1.5‰から10.2‰であり,平均値は5.5‰の海洋表面堆積物中のものは4.4‰から5.6‰まで平均5.0‰であった。海洋表面堆積物と比較して,河口表面堆積物におけるδ~(15)N値の範囲は広く,これによって陸成有機物質の複雑な起源を反映している可能性がある。海洋表面堆積物中のδ~(15)Nの値は比較的均一であり,元のδ~(15)N震源信号は生化学的変化における失われるか,上書きされた可能性があることを示した。δ~(13)C-δ~(15)N関係は陸生及び水生有機物の混合源を意味している。古典二元モードを用いて,陸成有機物質の割合は渤海の平均20%の10%から90%の範囲で35河川に対して60%の平均,および10%から50%であった。35河川の表層堆積物中の有機物が主に陸生有機物から生じたが,渤海海の表面堆積物中のものは主に海洋プランクトン性微小藻類に由来した。河川由来の陸生入力も重要であった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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海洋地質学  ,  水質汚濁一般 

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