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J-GLOBAL ID：201502218909958275   整理番号：15A1311502

セットバック型放水路の機能性に関する移動床平面実験

MOVABLE-BED EXPERIMENT ON FUNCTION OF SETBACK-TYPE FLOODWAY

著者 (8件)： 石野巧 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  岡本光永 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  鈴木悟 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  宇多高明 (一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室兼日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  石川仁憲 (一般財団法人土木研究センター河川・海岸研究部) ,  田中博通 (東海大学海洋学部 環境社会学科) ,  居波智也 (東海大学海洋学部環境社会学科) ,  櫻田哲生 (東海大学海洋学部環境社会学科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.709-I.714 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 富士海岸では,昭和放水路や沼川第二放水路などにより海岸背後の低地の洪水対策が図られてきたが,東向きの沿岸漂砂が卓越するために,放水路による沿岸漂砂の遮断の結果として放水路下手側で激しい侵食が起き,また吐口への堆砂が恒常的に問題となっている.本研究では,新たに計画されている沼川新放水路について,吐口堆砂を軽減し,沿岸漂砂に影響を与えない新たな方式としてセットバック型放水路を提案し,移動床水理模型実験により,出水時に内水位の著しい上昇を招くことなしに吐口前面にあるバームを切り欠いて放水路機能が確保されることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 海岸 ,  静岡県 ,  災害対策 ,  *放水路 ,  漂砂 ,  *移動床 ,  段丘 ,  堆砂 ,  出入口 ,  沿岸漂砂 ,  洪水対策 ,  *水理模型実験
準シソーラス用語： *水理模型試験 ,  防災対策 ,  *セットバック型放水路 ,  バーム ,  *移動床水理模型実験 ,  吐口堆砂 ,  富士海岸

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  海洋土木一般  (RC14010P)

引用文献 (3件)：

• 1) 宇多高明,渡邉晋作,曽根裕介,管野由人,田子洋一:富士海岸の沼川新放水路計画地点付近の地形形成機構に関する研究,海岸工学論文集,第47巻,pp. 661-665,2000.
• 2) 國村一郎,丹羽秀一,熊切良行,宇多高明,石川仁憲,三波俊郎:富士海岸の吉原工区における礫養浜の効果検証,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 70,No. 2,pp. I_701-I_705,2014.
• 3) 堀川清司,砂村継夫,近藤浩右:波による二次元海浜変形に関する実験的研究,第21回海岸工学講演会論文集,pp. 193-199,1974.

タイトルに関連する用語 (5件)： バック ,  放水路 ,  機能性 ,  移動床 ,  実験