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J-GLOBAL ID：201502218948876235   整理番号：15A1330826

炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス(CFRTP)の構造部材への適用

著者 (5件)： 小熊広之 (埼玉県産業技術総合セ) ,  熊谷知哉 (埼玉県産業技術総合セ) ,  坂本大輔 (埼玉県産業技術総合セ) ,  井上裕之 (埼玉県産業技術総合セ) ,  関根正裕 (埼玉県産業技術総合セ)
資料名： 埼玉県産業技術総合センター研究報告(Web)  (Reports of Saitama Industrial Technology Center (Web))
巻： 13  ページ： WEB ONLY  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0500A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリカーボネート(PC)をマトリックス樹脂とする炭素繊維強化熱可塑性プラスチックス(CFRTP)の強度を向上させるため,プリプレグ作製に用いるPCシートに対してオゾン酸化処理を行った。測定の結果,曲げ強さが18%向上し,空洞率は5.8%から3.7%に低減した。これは酸化処理による炭素繊維(CF)とPC界面での接着性の向上,PCの流動性の向上が影響していると考えられた。また,成形圧力を2MPaから10MPaに上げると,曲げ強さが33%向上し,空洞率が5.8%から3.3%に低減することが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 空隙率 ,  破面検査 ,  *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  体積率 ,  構造部材 ,  オゾン分解 ,  ポリカーボネート ,  表面処理 ,  曲げ強さ ,  布 ,  炭素繊維 ,  表面分析 ,  *強化プラスチック成形 ,  プリプレグ ,  界面 ,  親水性
準シソーラス用語： *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  炭素繊維布

分類 (2件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (3件)：

• (社)プラスチック成形加工学会編:図解プラスチック成形材料,工業調査会,(2006)92
• 常石健吾,武田真一,新井和吉:炭素繊維強化ポリカ-ボネ-トの耐衝撃性評価,材料の衝撃問題シンポジウム講演論文集,(2011)86
• 浅井肇,杉浦直樹:炭素繊維の表面処理効果,炭素,51,11(1995)463

タイトルに関連する用語 (3件)： 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  CFRTP ,  構造部材