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J-GLOBAL ID:201502218991720940   整理番号:15A0959131

心血管代謝疾患における食事脂肪酸の薬理作用は生物学的及び化学的機能に基づき分類できるか?

Should the pharmacological actions of dietary fatty acids in cardiometabolic disorders be classified based on biological or chemical function?
著者 (2件):
資料名:
巻: 59  ページ: 172-200  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: A0687A  ISSN: 0163-7827  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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欧米化食習慣では飽和脂肪酸(SFA)やトランス脂肪酸(TFA)摂取量が増加してn-6:n-3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)比が高くなる傾向がみられる。これらの摂取量変化とともに砂糖の摂取量が増加するとメタボリックシンドローム発症及び進行に結びつく。現在では健康に対してその絶対量よりも食物脂肪の種類が非常に重要な役割を果たすと認識される。この認識により一般的にTFAとSFAは有害でMUFAは中立的,PUFAは心臓保護的と考えられる。しかし,同一化学的分類内に属する異なる食事脂肪酸も異なる生理学的応答を誘導する。このように,二重結合構成によって不飽和度と立体配置に基づいた脂肪酸の一般原理を引き出して生物学的応答を予測することは困難である。本レビューでは,化学構造よりはむしろ生物学的活性の現在までに得られた証拠に基づいて心血管代謝リスク因子として異なる食事脂肪酸の効果を検討し,食事脂肪酸の修正的分類を提示した。特に,食事脂肪酸を一つ以上の心血管代謝リスク因子を低減させるか,あるいは一つ以上の心血管代謝リスク因子を増加させるかにより中立,低減効果より5クラスに分類し,今回の分類結果が今後の議論の基礎として利用できることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質の代謝と栄養  ,  循環系の基礎医学 

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