文献

J-GLOBAL ID：201502219004702051   整理番号：15A0186384

サーバ移動サービスにおけるサーバ配置決定アルゴリズム

An On-line Server Location Decision Algorithm in Server Migration Service

著者 (5件)： 星野佑太 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  福島行信 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  村瀬勉 (NEC クラウドシステム研) ,  横平徳美 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  須田達也 (Univ. Netgroup Inc., CA)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 297(NS2014 128-146)  ページ： 59-64  発行年： 2014年11月06日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IaaS型クラウドサービスで稼働するネットワークアプリケーション(NW-App)の通信品質を改善するためのサービスとして,サーバ移動サービス(SMS)が提案されている。SMSでは,NW-Appのサーバを稼働できる計算機(WP:Work Place)がネットワーク内に分散配置されており,サーバはより良好な通信品質が得られるWPへ移動できる。一方で,サーバ移動に伴い発生するトラヒックは移動経路上の背景トラヒックの通信品質の劣化(NWインパクト)を引き起こすため,NW-Appの通信品質とNWインパクトの双方を考慮してサーバの配置を決定しなければならない。本研究では,NWインパクトを定められた水準以下に抑制しつつ,NW-Appの通信品質を極力良好に保つようにサーバの配置を決定する問題に取り組む。この問題に対して,NW-Appの通信品質が多くの状況で良好になると考えられるWPの近傍のみにサーバの移動範囲を制限することで,現在のNW-Appの通信品質だけでなく将来のそれをも良好に保つことを試みるサーバ配置決定アルゴリズムを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *計算機システム ,  *移動 ,  *サービス ,  *配置 ,  *位置決め ,  計算機利用 ,  応用プログラム ,  品質 ,  *クラウドサービス ,  *サーバ【計算機】 ,  ネットワークアプリケーション
準シソーラス用語： Iaas型クラウドコンピューティング ,  通信品質 ,  分散配置

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (7件)：

• M. Armbrust et al., “A view of cloud computing,“ Communications of the ACM, vol 53, pp. 50-58, Apr. 2010.
• “Amazon EC2.“ http://aws.amazon.com/ec2.
• “Google Compute Engine.“ http://cloud.google.com/products/compute-engine.
• A. Yamanaka, Y. Fukushima, T. Murase, T. Yokohira, and T. Suda, “Destination selection algorithm in a server migration service,“ in Proc. of CFI, pp. 15-20, Sept. 2012.
• Y. Fukushima, T. Murase, T. Yokohira, and T. Suda, “Optimication of Server Locations in Server Migration Service,“ in Proc. of ICNS, pp. 200-206, Mar. 2013.

タイトルに関連する用語 (3件)： サーバ ,  サービス ,  アルゴリズム