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J-GLOBAL ID:201502219125011880   整理番号:15A0152764

体位性起立性頻拍症候群の子供の血しょう硫化水素と血流依存性血管拡張反応との関係【Powered by NICT】

The relationship between plasma hydrogen sulfide and flow-mediated vasodilation in children with postural orthostatic tachycardia syndrome
著者 (10件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 687-690  発行年: 2014年 
JST資料番号: C2281A  ISSN: 1005-2224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的本研究は,体位性起立性頻拍症候群(POTS)小児における硫化水素(H_2S)と血流依存性血管拡張(FMD)における変化とそれらの間の関係を検討した。方法:本試験は11±3歳の36POTS小児と対照として11±4歳の18健常児を含んでいた。POTSの診断は臨床症状とヘッドアップ試験またはhead-up tilt試験に基づいた。H_2Sの血漿濃度は高感度硫黄電極法で決定し,上腕動脈のFMDはカラードプラ血管超音波を用いて測定した。結果:年齢,性比,身長,体重,ボディマスインデックス,平均動脈圧(P>0.05)におけるPOTS群と対照群との間に有意な差はなかった。POTS子供では,仰臥位の心拍数(88±15 bpm)は対照よりも高かった(77±11 bpm,P=0.006)。プラズマH_2SレベルはPOTS群で有意に高値を示した(POTS群で30.25±11.64μmol/L対対照群で17.58±1.74μmol/L,P<0.01)。POTS群でFMDは対照より有意に高かった(9.87±1.63% vs 5.92±2.14%,P<0.001)。さらに,H_2SとFMD(r=0.565,P<0.001)の間に有意な正の相関があった。結論:血漿H_2SとFMDはPOTS小児で有意に増加した。異常血管拡張は,子供のPOTSにおいて重要な役割を果たす可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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小児科学一般 
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