文献

J-GLOBAL ID：201502219394900607   整理番号：15A1379559

CHO細胞工学の芸術:包括的回顧及び将来展望

The art of CHO cell engineering: A comprehensive retrospect and future perspectives

著者 (4件)： FISCHER Simon (Inst. of Applied Biotechnology, Univ. of Applied Sciences Biberach, Hubertus-Liebrecht-Strasse 35, 88400 Biberach, DEU) ,  FISCHER Simon (Univ. of Ulm, Fac. of Medicine, Albert-Einstein-Allee 11, 89081 Ulm, DEU) ,  HANDRICK Rene (Inst. of Applied Biotechnology, Univ. of Applied Sciences Biberach, Hubertus-Liebrecht-Strasse 35, 88400 Biberach, DEU) ,  OTTE Kerstin (Inst. of Applied Biotechnology, Univ. of Applied Sciences Biberach, Hubertus-Liebrecht-Strasse 35, 88400 Biberach, DEU)
資料名： Biotechnology Advances  (Biotechnology Advances)
巻： 33  号： 8  ページ： 1878-1896  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： T0503A  ISSN： 0734-9750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞は組換蛋白質療法の工業生産のための最も利用頻度の高い宿主細胞系を代表する。CHO細胞はグラムレベルで,ヒト様翻訳後修飾を示す高品質の生物製剤を産生できる。しかし,哺乳類細胞を使った生物薬剤の生産過程は,細菌又は酵母ベースの発現系と比べ,増殖制限,低生産性,ストレス耐性及び高い費用等の制限がある。生物過程,培地及びベクター最適化に加え,操作された遺伝子の導入,ノックアウト又は転写後サイレンシングからなる宿主細胞工学技術における進歩は,CHO細胞系開発における目覚しい成果への道が敷かれた。更に,バイオプロセシングに重要な細胞経路及び機構は,優れた生産細胞工場を確立するために,機能的ゲノムツールによって問題に取り組まれた新規の標的分子を確実に解明した。本レビューは,過去30年間を超えるCHO細胞工学における最も基本的成果の包括的概要を提示した。最後に,将来における生物薬剤製造のための現在のCHOベースの生産プラットフォームの更なる向上に寄与するだろう新規かつ革新的方法論の可能性を議論した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *CHO細胞 ,  バイオテクノロジー ,  アンチセンスRNA ,  遺伝子ターゲティング ,  siRNA ,  パリンドローム ,  DNA制限酵素 ,  融合タンパク質 ,  ゲノム ,  ヌクレアーゼ ,  遺伝子発現 ,  RNA干渉
準シソーラス用語： CRISPR ,  miRNA ,  TALEN ,  ZFN ,  遺伝子ノックアウト ,  過剰発現 ,  細胞工学

分類 (1件)： 細胞学一般  (EF01000A)

タイトルに関連する用語 (4件)： CHO細胞 ,  工学 ,  芸術 ,  将来展望