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J-GLOBAL ID:201502219595521418   整理番号:15A1225035

スフィンゴミエリン二分子層のアミド振動バンドの予測のための重み平均手法

A weight averaged approach for predicting amide vibrational bands of a sphingomyelin bilayer
著者 (5件):
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巻: 17  号: 43  ページ: 29113-29123  発行年: 2015年11月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全原子分子動力学(MD)シミュレーションおよび振動構造計算に基づく重量平均手法によってアミドI,IIおよびAモードならびに二重結合CC伸縮モードについてスフィンゴミエリン(SM)二分子層の赤外(IR)およびRamanスペクトルを計算した。MD軌跡において水素結合(HB)で繋がったSMクラスタの代表構造および統計的重みを観測した。SMクラスタからもっと小さなフラグメントを構築した後に,密度汎関数理論を用いて標的モードの振動スペクトルを非調和性の補正を有する正規モード解析によって計算した。SM二分子層の最終的なIRおよびRamanスペクトルはすべてのSMクラスタの重量平均として得られた。計算Ramanスペクトルは最近の測定値と非常に良く一致し,1643cm-1において観測された未同定ピークのSM二分子層のアミドIモードへの明らかな帰属が得られた。IRスペクトルの解析によればバンド位置がSM分子と水分子との間のHB(水素結合)によって強く変調されるので明らかにアミドバンドは膜内の含水率に敏感であった。本研究によってアミドIバンドをSMクラスタの形成を特定するマーカーとして使用し,生体膜内で脂質ラフトを検出する新しい方法を開くことが示唆された。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  脂肪族アルコール・チオールの無機酸エステル 

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