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J-GLOBAL ID:201502219618940390   整理番号:15A0248600

タイの工業部門における低炭素社会(LCS)対策の定量的分析

A quantitative analysis of Low Carbon Society (LCS) measures in Thai industrial sector
著者 (5件):
資料名:
巻: 43  ページ: 178-195  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エネルギーは,グローバルな規模で国家の競争力に大いに影響を及ぼす商品である。それ故国は,エネルギーの利用が経済的成果に影響することを理解し始めた。近年,最先端に炭素緩和がある低炭素社会(LCS)対策に対してグローバルな認識の原動力がある。したがって本論文は,タイの工業部門のLCS対策を分析している。2010年のエンドユーザ部門からの総CO2排出量は119Mt-CO2で,約38%は工業部門からの排出である。この調査研究の主目的は,タイの工業部門で可能な炭素緩和,並びに,様々な政策経路シナリオにおける緩和と共に生じる共同利益を定量的に分析することである。タイの工業部門が,アジア太平洋統合評価モデル(AIM)/エンドユーズを使用してモデル化された。LCS下の3グループのシナリオ,排出税,および削減目標原則が,BAUケースに沿ってモデル化された。結果は,LCSシナリオがBAUケースと比較して,2050年までに約35%の累積緩和ができ,支配的な技術は第二世代バイオマスとCCS技術であることを,示している。50,100,200及び500USD/t-CO2の炭素税強いられる,排出税シナリオは,2050年までの最大55%累積緩和を示している。この削減はLCSシナリオより高いが,排出税シナリオには,長期の再生可能なもの,あるいは持続可能な技術へのシフトがない。同じことが,削減目標シナリオにも当てはまる。エネルギーセキュティや地域の大気汚染物質緩和のテーマに沿って対策がなされた共同利益は,再生可能燃料シェアが増加し,1次エネルギー強度と炭素強度が低下すると,最大限の利益がLCSシナリオに生じることを,示している。LCSシナリオは,SO2や粒子状物質等の,地域大気汚染物質の緩和も示している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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環境問題 

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