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J-GLOBAL ID：201502219731182029   整理番号：15A1108279

高インシュリン濃度は3T3-L1脂肪細胞におけるカルパインとプロテアソーム経路を介して高密度リポ蛋白質生成に関連した機能性蛋白質ABCA1の分解を促進する【Powered by NICT】

High insulin level promotes the degradation of high density lipoprotein generation-related functional protein ABCA1 through calpain and proteasome pathway in 3T3-L1 adipocytes

著者 (7件)： Yuan Cong (Dep. of Cardiology, First Hospital of Changsha, Changsha) ,  Wu Jie ,  Jiang Zhisheng ,  Liu Changhui ,  Ouyang Zewei ,  Hu Hengjing ,  Liu Mihua
資料名： Zhonghua Xinxueguanbing Zazhi  (Zhonghua Xinxueguanbing Zazhi)
巻： 43  号： 2  ページ： 141-145  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2313A  ISSN： 0253-3758  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:高密度リポ蛋白質(HDL)発生関連機能性蛋白質ABCA1に及ぼす高インシュリン環境の影響と潜在的機構を探求すること。方法[~3H]標識したコレステロール流出成熟3T3-L1脂肪細胞からは液体シンチレーション計数により検出された。種々濃度のインシュリンと後刺激成熟3T3-L1脂肪細胞におけるABCA1mRNAと蛋白質発現をリアルタイム蛍光定量法およびウェスタンブロット法によりそれぞれ検出され,CHX(シクロヘキシミド,CHX),カルペプチン(カルパイン経路阻害剤)またはMG-132(プロテアソーム経路阻害剤)の存在下および非存在下であった。結果コレステロール流出速度は,用量に依存して(0,1,10%,10%~2,および10~3nmol/Lのインシュリンで(7.06 ±0.27)%,(6.59 ±0.30)%,(6.34 ±0.24)%,(5.07 ±0.40)%,(4.71 ±0.40)%,P<0.05)後インシュリン刺激を減少した。コレステロール流出速度は時間依存的10~3nmol/L後インシュリン刺激(6.52 ± 0.30)%,0,2%,4,6%,12時間でそれぞれ(5.59 ± 0.71)%,(5.44 ± 0.37)%,(4.52 ± 0.32)%,(4.38 ± 0.33)%)で減少した。ABCAlmRNAレベルはインシュリン(P >0.05)による影響を受けなかった。ABCA1蛋白質レベルは0nmol/Lインシュリン群(P <0.01)に比べて10~3nmol/Lインシュリン群でダウンレギュレートされた。0H群と比較して,ABCA1蛋白質レベルは有意に6時間群(P < 0.05)で減少し,さらに12時間群(P <0.01)で減少した。カルペプチンとMG-132はABCA1のインシュリン誘導分解を部分的に低下させた。陰性対照群と比較して,ABCA1蛋白質レベルはカルペプチンとMG-132との共処理によりアップレギュレートされ,それぞれ有意にあった(両者ともP<0.01)。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 成熟 ,  ウェスタンブロット法 ,  HDL【リポタンパク質】 ,  プロテアソーム ,  カルパイン ,  *脂肪細胞 ,  酸イミド ,  脂環式ケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： 対照群 ,  阻害剤 ,  蛋白質発現 ,  液体シンチレーション計数 ,  *ABCA1蛋白質 ,  *3T3-L1細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 循環系の疾患  (GJ03000C)

物質索引 (3件)： MG-132 ,  シクロヘキシミド ,  コレステロール

タイトルに関連する用語 (10件)： 高インシュリン ,  3T3-L1脂肪細胞 ,  カルパイン ,  プロテアソーム ,  経路 ,  高密度リポ蛋白質 ,  機能性蛋白質 ,  ABCA1 ,  分解 ,  促進