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J-GLOBAL ID:201502219734898513   整理番号:15A0957737

環境変化は種非同時性を変質させることによって半乾燥自然草地の経時安定性に影響を与える

Environmental changes drive the temporal stability of semi-arid natural grasslands through altering species asynchrony
著者 (10件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 1308-1316  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0576A  ISSN: 0022-0477  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(1)安定性は生態系の重要な特性であり,その多くは人為改変環境変化のレベル増加に遭っている。しかし,これらの環境変化が生態系の安定性に如何に影響を与えているかはまだ十分によく理解されていない。(2)植物地上バイオマスの経時安定性に及ぼす2つの一般的な環境変化(降雨と窒素濃度)の影響について探究するために,著者らは半乾燥自然草地において8年間に亘る圃場試験を行った。主区因子として降雨および副区因子として窒素による分割区試験法を用いた。経時安定性は回帰モデルと構造方程式モデリングを用いた説明可能な非生物的および生物的変数に関係していた。(3)成長期降雨の増加によって植物種多様性が広がって,植物地上バイオマスの経時安定性が上がった。しかし,窒素施肥は植物種多様性と植物地上バイオマスの経時安定性を落とした。予想に反して,種の豊かさは安定性の重要な駆動源ではなかった。そのかわりに,群集経時安定性は主に種非同時性の度合を調整する水と窒素利用性およびより小さい程度で優勢な植物種の安定性によって決定された。(4)【結論】著者らの結果は,群集バイオマス安定性の制御に関して資源限定の重要性について明らかにして,成長期降雨の算出増加が半乾燥草原における種多様性と群集安定性に及ぼす大気窒素堆積の負の影響を場合によって相殺する可能性があることを示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  植物に対する影響  ,  植物学一般 

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