文献

J-GLOBAL ID：201502219743125160   整理番号：15A1383771

中部地域の観光産業における名古屋港の役割-クルーズ客船による経済波及効果-

著者 (1件)： 水野英雄 (椙山女学園大 現代マネジメント)
資料名： 港湾研究
号： 36  ページ： 1-27  発行年： 2015年11月10日 
JST資料番号： L7537A  ISSN： 0388-6085  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本におけるクルーズ客船の経済波及効果の現状を述べ,次いで名古屋港の中部地域における役割が産業連関表を用いて分析された。外国人旅行者は1000万人に達し,2020年に向けてさらなるクルーズ客船誘致が期待されている。国内のクルーズ船規模は小さいが,高齢者層と女性に人気がある。寄港回数は横浜港と神戸港が大きく,名古屋港は8番目である。これは地理的・歴史的条件が大きく左右される。名古屋港では港湾整備,近辺の観光資源の活用,自動車などの産業資源の活用などが効果を大きくする要因であると考えられた。

シソーラス用語： 産業 ,  波及効果 ,  一覧表 ,  投入産出分析 ,  資源 ,  港湾整備 ,  *観光船 ,  *観光 ,  *商業港
準シソーラス用語： 横浜港 ,  観光産業 ,  観光資源 ,  経済波及効果 ,  産業連関表 ,  神戸港 ,  名古屋港

分類 (2件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J) ,  海洋施設  (RC14020A)

引用文献 (13件)：

• 飯田芳也(2011)「わが国におけるクルーズ発展の可能性-旅行会社の中核ビジネスとなり得るか-」『城西国際大学紀要』観光学部 第19巻第6号 pp1-28
• 国土交通省観光庁(2014)『旅行・観光産業の経済効果に関する調査研究報告書 2012年版』
• 国土交通省観光庁観光戦略課調査室(2014)『訪日外国人の消費動向 平成25年年次報告書』
• 財団法人関西交通経済研究センター(2009)「人と環境にやさしい神戸・瀬戸内クルーズのあり方に関する調査研究報告書」
• 白井義男(2010)「クルーズ・シップ・ツーリズムI」『地域政策研究』第12巻第4号 高崎経済大学地域政策学会 pp59-75

タイトルに関連する用語 (6件)： 地域 ,  観光産業 ,  名古屋港 ,  役割 ,  客船 ,  経済波及効果