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J-GLOBAL ID：201502219765867500   整理番号：15A1202927

酸化銅ナノ粒子内の分解からのヘキソゲンとペントライトの高感度識別のためのチップ熱量測定

Chip Calorimetry for the Sensitive Identification of Hexogen and Pentrite from Their Decomposition inside Copper Oxide Nanoparticles

著者 (6件)： BONNOT Karine (French-German Res. Inst. of Saint-Louis, Saint-Louis, FRA) ,  DOBLAS David (French-German Res. Inst. of Saint-Louis, Saint-Louis, FRA) ,  DOBLAS David (Inst. Sci. des Materiaux de Mulhouse, CNRS, Mulhouse, FRA) ,  SCHNELL Fabien (French-German Res. Inst. of Saint-Louis, Saint-Louis, FRA) ,  SCHLUR Laurent (French-German Res. Inst. of Saint-Louis, Saint-Louis, FRA) ,  SPITZER Denis (French-German Res. Inst. of Saint-Louis, Saint-Louis, FRA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 18  ページ： 9494-9499  発行年： 2015年09月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空気中のエネルギー発生的化合物の検出は,市民集団に対し用いられるテロリストの爆弾に対する脅威の増加のため,国土安全保障に対する重要な課題となっている。しかし爆発性微量蒸気の検出は,きわめて重要である。本論文で,多孔性金属酸化物の爆発物蒸気の捕獲とナノ熱分析を組み合わせ,ナノグラムスケールで多孔性材料に吸着した,爆発性蒸気間を分別できる革新的な技術を開発した。酸化銅ナノ粒子に吸着させたヘキソゲン(RDX)とペントライト(PETN)蒸気を用い検討した。酸化銅は,硝酸および硝酸化エネルギー発生化合物に対する親和性から選択した。爆発性蒸気が多孔性材料に捕獲され,3000K/秒の速度で350°Cまで加熱すると,爆発物およびその多孔性材料との相互作用に特異的に対応する熱パターンを生成する。これにより,きわめて短時間に爆発物の存在と特性を同時に同定することが出来る。

シソーラス用語： *酸化銅 ,  *ナノ粒子 ,  多孔質体 ,  爆薬 ,  分子間相互作用 ,  ニトロ化 ,  親和性 ,  発熱 ,  *熱量測定 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  ポリオール
準シソーラス用語： 多孔性材料 ,  結合親和性

分類 (2件)： 各種爆薬と推薬  (YE06020W) ,  熱量測定,熱量計  (AD06030G)

物質索引 (2件)： ヘキソゲン ,  PETN

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化銅ナノ粒子 ,  分解 ,  ヘキソゲン ,  高感度 ,  識別 ,  熱量測定