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J-GLOBAL ID：201502219766455604   整理番号：15A0196246

進化するキラル化学のイノベーション キラル金属錯体の機能化

著者 (1件)： 佐藤久子 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 66  号： 2  ページ： 125-132  発行年： 2015年02月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キラルテクトニクス法の例としてRu(III)のビス-β-ジケトナトの配位した配位性錯体を用いた多核化によるキラリティの固定化現象とキラル金属錯体の機能化の例として液晶におけるキラルネマチック相の誘導体のためのキラルドーパントとしての応用を紹介した。一つ手のキラルテクトンとAl(III)との反応によりAl(III)をコアとしたスターバースト型四核錯体の合成を行い,周辺とコア部分との立体化学的相互作用について調べた結果,置換活性なAl(III)イオン周りの配位構造が結晶化の過程で周辺と反対のキラリティに固定された。光感応性のCr(III)錯体を用いて光照射によるエピ化を利用した書き換え可能な光メモリデバイスが得られた。

シソーラス用語： *性質 ,  *光学異性 ,  *金属錯体 ,  ネマチック相 ,  ドーパント ,  多核錯体 ,  立体化学 ,  クロム錯体 ,  光学メモリ ,  ルテニウム錯体
準シソーラス用語： *キラリティ ,  キラルネマチック相 ,  キラルドーパント ,  四核錯体

分類 (1件)： 遷移金属錯体一般  (CE01040N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 進化 ,  キラル ,  化学 ,  イノベーション ,  金属錯体