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J-GLOBAL ID:201502219779413464   整理番号:15A1013674

Trilocha varians(鱗翅目:カイコガ科)におけるMasculinizerオーソログの同定と機能解析

Identification and functional analysis of a Masculinizer orthologue in Trilocha varians (Lepidoptera: Bombycidae)
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 561-569  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W1733A  ISSN: 0962-1075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近Masculinizer遺伝子(Masc)が鱗翅目昆虫モデルカイコガ(Bombyx mori)の性決定に主要な役割を果たすことが明らかにされた。しかし,このMasc蛋白質依存的性決定システムが鱗翅目昆虫間あるいはカイコガ科ファミリー内で保存されているか否かは明らかではない。B.mori近縁種Trilocha varians(鱗翅目:カイコガ科)のMascホモログ(TvMas特性化した。T.variansの性決定カスケードにおけるTvMascの役割を解明するために,初期胚におけるTvMascの発現をmRNAを標的とした低分子干渉RNA(siRNA)によりノックダウンした。T.variansの雌雄型Tvdsxスプライスバリアント,doublesex(dsx)ホモログがコントロールsiRNA投与胚で観察された。対照的にTvMasc siRNA投与胚では雌型Tvdsxスプライスバリアントのみが観察された。これら結果は,TvMasc蛋白質はTvdsxのスプライシングパターンを直接または間接的に調節することを示唆する。さらにTvMasc過剰発現BmN4細胞ではB.moriのdsx(Bmdsx)の雄型スプライスバリアントが産生されることを見出した。またB.moriの雄性特異的Bmdsxのスプライシングを誘導するlmp遺伝子のmRNAレベルも増加した。これら結果,Masc遺伝子はカイコガ科の性決定カスケードにおいて同様な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  発生と分化 
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