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J-GLOBAL ID：201502219794758435   整理番号：15A0943046

液状化による噴砂発生メカニズムに関する模型実験

Model tests simulating sand boiling from the liquefied ground

著者 (3件)： 堀内佑樹 (東京大学大学院 工学系研究科) ,  桑野玲子 (東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター) ,  桑野二郎 (埼玉大学)
資料名： 生産研究  (Journal of Institute of Industrial Science, the University of Tokyo)
巻： 67  号： 4  ページ： 351-353 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： G0185A  ISSN： 0037-105X  CODEN： SEKEAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011 年東北地方太平洋沖地震における,東京湾沿岸での広域な噴砂の被害を踏まえ,水頭差による上向き浸透流により舗装亀裂からの噴砂発生を模擬した模型実験を既往研究として行っている.本研究では,同様の模型を用いた1G 場の振動台実験を行った.その結果,液状化による地盤の沈下に舗装が追随することで噴砂が発生すること,既往研究と同様に地表面と舗装の隙間の水平流により砂が運ばれて噴砂が生じることを確認した.また加振後の地盤に対し水頭差による上向き浸透流を与え,噴砂発生時の舗装亀裂を通過する水の流速の観点から検討した結果,噴砂の発生条件は加振履歴に関わらず流速で評価できることが示された.(著者抄録)

シソーラス用語： *液状化 ,  *噴泥 ,  機構 ,  *模型試験 ,  浸透流 ,  流動 ,  舗装 ,  亀裂 ,  *振動台試験 ,  流速 ,  水圧
準シソーラス用語： *噴砂 ,  発生機構 ,  上向流

分類 (3件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  自然災害  (RA02030M) ,  舗装一般  (RC04010K)

引用文献 (2件)：

• 1) 瀬良ら:東日本大震災液状化地域の路面下空洞発生状況に関する考察, 第48回地盤工学研究発表会, 2013.
• 2) 宝福ら:液状化に起因する舗装亀裂からの噴砂発生メカニズム, 第49回地盤工学研究発表会, 2014.

タイトルに関連する用語 (4件)： 液状化 ,  噴砂 ,  発生メカニズム ,  模型実験