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J-GLOBAL ID:201502219818809141   整理番号:15A0851116

アゾベンゼン修飾陽極酸化アルミナ膜を使用した水質浄化と脱塩のための光誘起膜分離

Photo Induced Membrane Separation for Water Purification and Desalination Using Azobenzene Modified Anodized Alumina Membranes
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 5705-5712  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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汚染された未処理の水から飲用,産業用,農業用の水の生産は世界的な水不足を解決する必須の技術である。ナノ多孔性材料と膜は世界の水不足を解決する能力を持つと考えられている。本論文ではアゾベンゼン修飾陽極酸化アルミナ膜を通した水の光誘起透過について報告した。実験ではアルミナ膜を基本とし,7種類のアゾベンゼン修飾陽極酸化のアルミナ膜を製作し,その特性を比較した。測定項目はUVから可視光(300~600 nm)における水滴の接触角と透過量であった。さらにローダミンB(染料)溶液を提案した膜で処理した透過水の吸収スペクトルを測定し,以下の結論を得た。本論文で提案した膜では,水の透過は光が照射された場所と期間だけで発生する。光の照射中に,トランスからシス異性体とシスからトランス異性体へのアゾベンゼンの異性化が発生し,2つの異性体間のアゾベンゼン基の速い動きが水の蒸発を誘起し,膜を通した溶浸へと導いた。染料とリゾチームの水溶液を使用したとき,透過水中にこれらの添加剤は検出されなかった。提案した水の膜分離プロセスは海水の脱塩に適用可能である。3.5%の塩化ナトリウム溶液へ適用したとき,処理水の塩含有量は0.01%以下で,これは飲用に適した淡水と見なせる。ここで提案した技術は太陽エネルギーを利用した浄水と海水の脱塩に適用可能である。
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分類 (3件):
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用水の物理的処理  ,  その他の廃水処理・処分  ,  膜分離 
物質索引 (1件):
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