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J-GLOBAL ID:201502219858294322   整理番号:15A1189112

モノクローナル抗体の相補性決定域を選択的に検出する方法使った,有効性が確認されたヒト血漿中トラスツズマブのLCMSバイオ分析法の開発:ナノ表面・分子配向制限(nSMOL)蛋白質分解

The development of the validated LCMS bioanalysis of trastuzumab in human plasma using a selective detection method for complementarity-determining regions of monoclonal antibodies: nano-surface and molecular-orientation limited (nSMOL) proteolysis
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巻:号: 21  ページ: 9177-9183  発行年: 2015年11月07日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らはこれまでに抗体Fabを選択的に検出する新規の方法,即ちナノ表面・分子配向制限(nSMOL)蛋白質分解を報告している。nSMOLの化学はプロテアーゼナノ粒子の直径(200nm)と抗体樹脂の孔直径(100nm)との差を利用したFab選択的な制限された蛋白質分解である。本論文で著者らはLC-MS/MSに結合したnSMOL法を用いたヒト血漿中のトラスツズマブのバイオ分析が十分妥当であることを証明した。免疫グロブリン分画をプロテインAを使って集め,次にFGナノ粒子固定化トリプシンを使ってnSMOL反応を非変性の生理学的条件の下,50°Cで7時間行った。樹脂およびナノ粒子を取り除いた後,トリプシンペプチドを0.1%ギ酸液およびアセトニトリルを移動相とするC18カラム(2.1×50mm,1.9μm,および20nm孔径)によって分離した。トラスツズマブ相胞性決定域(CDR)のシグニチャーペプチドとP14R内部標準物を,LCMS多反応モニタリングを使って同時に定量化した。このnSMOL法は,トラスツズマブの定量化下限値(LLOQ)が0.977μg/mLであり,血漿における直線ダイナミックレンジは0.977~250μg/mLであった。LLOQ,低濃度品質管理検体(LQC),中濃度品質管理検体(MQC),および高濃度品質管理検体(HQC)のアッセイ内およびアッセイ間精密度はそれぞれ2.2~13.1%と10.2%,3.8~7.6%と8.2%,2.6~6.7%と4.4%,および4.9~5.7%と5.6%であった。LC-MS/MSを用いたnSMOL法はモノクローナル抗体の生物分析にとっての標準法になる可能性がある。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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薬物の分析  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  液体クロマトグラフィー 

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