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J-GLOBAL ID：201502219871037311   整理番号：15A0755990

水成堆積物微小生態系におけるベナラキシルの命運と立体選択的挙動

Fate and Stereoselective Behavior of Benalaxyl in a Water-Sediment Microcosm

著者 (6件)： LIU Mingke (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  LIU Donghui (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  XU Yangguang (Chinese People’s Armed Police Force Acad., Langfang, CHN) ,  JING Xu (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  ZHOU Zhiqiang (China Agricultural Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Peng (China Agricultural Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 21  ページ： 5205-5211  発行年： 2015年06月03日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラル農薬の使用量は増加している。しかし,望ましい効果,非ターゲット生物または生態系に対する毒性,および環境問題を引き起こすことに関する研究はまだ少ない。本稿では,キラル防かび剤ベナラキシルを用いてその環境挙動と立体選択性を水,堆積物,および水成堆積物微小生態系において調べた。微小生態系は明暗下で25°Cで培養した。その結果,ベナラキシルが微小生態系において21日以上の半減期をもち,代謝産物のベナラキシル酸が微小生態系中に70日以上存在することを示した。ベナラキシルとベナラキシル酸の立体選択的挙動も調べ,(-)ベナラキシルは微小生態系で優先的に分解され,より毒性のエナンチオマである(+)ベナラキシルが強化され,水生系に対するリスクを増加させることを示した。微小生態系中のエナンチオマのエナンチオ選択性を正確なリスクアセスメントのために考慮すべきである。

シソーラス用語： *農業殺菌剤 ,  抗真菌薬 ,  *立体選択性 ,  エナンチオマ ,  *農薬汚染 ,  生態系 ,  毒性 ,  陸水成堆積物 ,  リスク評価 ,  水生生物 ,  アミノ酸 ,  芳香族アミン ,  カルボアミド ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *エナンチオ選択性 ,  キラル ,  環境問題

分類 (3件)： 微生物に対する農薬  (FB06040Q) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： ベナラキシル

タイトルに関連する用語 (4件)： 堆積物 ,  ベナラキシル ,  立体 ,  挙動