抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高出力密度レーザと電子ビーム溶接は,しばしば,等価直径が10μmを超える多孔質を生ずるが,巨視空隙形成の物理はよくわかっていない。本稿で著者らは,キーホール中の液体層の崩壊からの,空隙形状を予測するために,状態方程式を導入することにより,従来の準定常一次元モデルを拡張した。工程間のポア径に及ぼす,物質,運動量,およびエネルギー移動を伴う,エントレインメントの影響を,理論的に調査した。本研究は,著者らの従来研究の延長で,高強度鋼ビーム穴あけ加工により誘起される,キーホール崩壊を使った。キーホール崩壊のときの必要ガス圧は,断面変化する垂直キーホール中の,二相流蒸気-液分布の,圧縮流を計算することにより得た。エントレインメント流束が減少するとき,超音速混合を含むキーホールの上部および下部領域中でポア径が増加し,またキーホール中の亜音速混合では,下部および上部領域中で,エントレインメント流束と共に最終ポア寸法が増加することを示した。