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J-GLOBAL ID:201502219890644599   整理番号:15A1328113

ミクロ藻類脂肪体の現場迅速分析のための統合的顕微Raman分光法ベースのワークフロー

An integrative Raman microscopy-based workflow for rapid in situ analysis of microalgal lipid bodies
著者 (12件):
資料名:
巻:号: Oct  ページ: 8:164 (WEB ONLY)  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:培養藻類から抽出した油脂とバイオ製品は,燃料,栄養サプリメント,他の生物ベースの製品の持続可能な原料として利用できる。新規の藻類の発見と単離,最適化によって,工業利用への経済的な実現性が達成される。本報では,共焦点顕微Raman分光法を用いた藻類脂質の現場分析のためのワークフローを示し,この妥当性を検証した。本報では,これが環境から単離した藻類株,あるいはUV変異原性とFluorescence Activated Cell Sorting(FACS)の組合せでの脂質蓄積の増加検出によってスクリーニングされた藻類細胞の脂質含量を効果的に特徴づけることを示した。結果:このワークフローを確立し検証するために,現存のRamanプラットホームを改善し,混合脂肪酸脂質標準品のレシオメトリック分析を通じて脂質の鎖長と飽和度における判別能を向上した。2つの異なる励起レーザ(λ=532,785nm)を用いてRaman試験を行った。ここでは各レーザを用いて得られた値の間で良い一致が見られた。液体クロマトグラフィーと質量分析組合せ(LC-MS)試験でRaman分光分析での結果をバリデーションした。改善されたRamanプラットホームの利用性と効率性を示すために,土壌と海洋環境から得た藻類種の生物資源探索を行った。これは,異なる環境から単離された藻類対しては温帯,亜熱帯の地理環境である。緑藻類のモデル種に対して2段階の変異原性スクリーニングを行い,脂質含量の多い細胞を得るためにChlamydomonas reinhardtiiが得られた。2るの環境からの単離体とスクリーンされた細胞を分析し,それぞれの脂質を測定した。単離体の間で,あるいはスクリーンされたC. reinhardtii株において異なる飽和状態が観察された。後者は,同一の条件下で,細胞増殖において細胞-細胞変動の存在が示された。反対に,非変異原C. reinhardtii細胞は脂質含量において有意な不均一性は見られなかった。結論:新規な水生と土壌からの単離藻類の脂質分析および変異原性スクリーニングからの脂質発現細胞のキャラクタリゼーションへの共焦点顕微Raman分光法利用性を示した。脂質の鎖長や飽和度の定量が可能で,これらは生物燃料への利用への藻類選択と加工での重要なパラメータである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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分光分析  ,  植物の生化学 

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