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J-GLOBAL ID:201502219893834224   整理番号:15A0954276

シナプス棘剪定と成熟の調整はカドヘリン/カテニン複合体に対するシナプス棘間競合によって仲介される

Coordinated Spine Pruning and Maturation Mediated by Inter-Spine Competition for Cadherin/Catenin Complexes
著者 (6件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 808-822  発行年: 2015年08月13日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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樹状突起のシナプス棘は,出生後生活の初期における迅速なシナプス棘発生と,青春期における重要な剪定を含む発達期にダイナミックな変化を受ける興奮性シナプスのシナプス後部画分である。シナプス棘剪定の欠陥は自閉症のような神経発達疾患に関係しているが,その分子機構に関しては明らかではない。著者らはマウスの体性感覚皮質におけるシナプス棘剪定と成熟がカドヘリン/カテニン細胞接着複合体を経由して調整され,知覚経験によって双方向的に調節されることを示した。更に,局部的に亢進されたカドヘリン/カテニン依存性接着或いは光刺激接触チャネルロドプシン発現軸索は,細工されたシナプス棘を安定化して隣接するシナプス棘を排除する,カドヘリン/カテニン依存性接着を要求する効果であることを実証した。重要なこととして,著者らは隣接するシナプス棘間のカドヘリン/カテニン依存性接着の差分はin vivoにおいてシナプス棘の運命にバイアスを掛けることを示す。これらの結果は,β-カテニンに対する活性誘導シナプス棘間競合が共存するシナプス棘の成熟と排除に対する特異性を提供し,このことが神経回路の洗練期間中のシナプス棘剪定の分子コントロールに対して重要であることを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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