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J-GLOBAL ID:201502219894594499   整理番号:15A0958129

耐性卵巣癌治療に対するDNA標的化有機金属錯体のポリマーミセル仲介デリバリー

Polymeric Micelle-Mediated Delivery of DNA-Targeting Organometallic Complexes for Resistant Ovarian Cancer Treatment
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号: 32  ページ: 3962-3972  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W2348A  ISSN: 1613-6810  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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高い細胞毒性を示す3半サンドイッチイリジウムとルテニウム有機金属錯体を合成し,それらの抗癌機構を明らかにした。金属有機錯体は,協調または相互作用を介しDNAと相互作用し,これにより耐性癌細胞のアポトーシスを誘導し,増殖を阻害した。有機金属錯体は,続いて,ポリ(エチレングリコール)-b-ポリ(グルタミン酸)[PEG-b-P(Glu)]と有機金属錯体の間のポリマー-金属協調を介し,ポリマーミセルに取り込み,透過性および保持効果の増加の結果として,それらの抗癌効果を更に増加した。粒子サイズ約60nmのミセルは,相当する錯体より癌細胞によりより効率的に内部化され,後期エンドソームおよびリソソーム内で有機金属抗癌剤を選択的に解離し,遊離し,これにより,癌細胞の細胞核への薬剤デリバリーを増加し,DNAとの相互作用を促進した。このように,ミセルはシスプラチン耐性ヒト卵巣癌細胞のマウス異種移植片モデルで全身毒性なしで,有意金属錯体単独より強い抗腫瘍活性を示した。これら結果は,抗癌有機金属錯体を有するポリマーミセルが,耐性卵巣癌および他の治療が困難な固形腫瘍の治療に対し有望なプラットホームになることを示す。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材  ,  遷移金属錯体一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 

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