文献

J-GLOBAL ID：201502219940266522   整理番号：15A0474470

四角両錐トポロジーを持つ発光性の{Mn(III)₄Ca}クラスタ 合成,構造,分光学的および物理化学的キャラクタリゼーション

Emissive {Mn₄^IIICa} Clusters with Square Pyramidal Topologies: Syntheses and Structural, Spectroscopic, and Physicochemical Characterization

著者 (5件)： ALAIMO Alysha A. (Brock Univ., Ontario, CAN) ,  TAKAHASHI Daisuke (Univ. Florida, Florida, USA) ,  CUNHA-SILVA Luis (Univ. Porto, Porto, PRT) ,  CHRISTOU George (Univ. Florida, Florida, USA) ,  STAMATATOS Theocharis C. (Brock Univ., Ontario, CAN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 54  号： 5  ページ： 2137-2151  発行年： 2015年03月02日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (NHEt₃)₂[Mn₄Ca(L1)₄(shi)₄],(NHEt₃)₂[Mn₄Ca(L2)₄(shi)₄],(NHEt₃)₅[Mn₄Ca(L2)₄(shi)₄](shiH₂)₂](ClO₄,(NHEt₃)₂[Mn₄Ca(L3)₄(shi)₄](L1-H=2-ナフトエ酸,L2-H=9-アントラセンカルボン酸,L3-H=1-ピレンカルボン酸,shiH₂=サリシルヒドロキサム酸)をワンポット合成法により調製し,X線回折により結晶構造を明らかにした。またFTIRスペクトル,紫外可視吸収スペクトル,エレクトロスプレイイオン化質量分析,サイクリックボルタンメトリー,励起スペクトル,発光スペクトル,磁化率の温度依存性測定により物理化学的性質についてキャラクタライズした。その結果,固体構造は溶液中でも保持されることがわかった。これはMn₄Caメタラクラウンコアの安定性が高いためと考えられた。またMn(III)中心間には反強磁性交換相互作用が存在することがわかった。また青色発光は配位子由来であることもわかった。

シソーラス用語： *マンガン錯体 ,  クラスタ分子 ,  錯体生成 ,  分子構造 ,  *カルシウム錯体 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  赤外吸収スペクトル ,  紫外可視吸収スペクトル ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  励起スペクトル ,  *可視発光スペクトル ,  磁化率 ,  安定性 ,  *交換相互作用 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  反強磁性相互作用

分類 (4件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

物質索引 (4件)： 1-ピレンカルボン酸 ,  2-ナフトエ酸 ,  9-アントラセンカルボン酸 ,  サリシルヒドロキサム酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 四角 ,  トポロジー ,  Mn ,  クラスタ ,  分光学 ,  キャラクタリゼーション