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J-GLOBAL ID:201502219959868125   整理番号:15A1322898

Jingtieshan縞状鉄鉱層(BIF)の岩石学的及び地球化学的特徴:中国北西部,北Qilian造山帯からの特異な型のBIF

Petrological and geochemical features of the Jingtieshan banded iron formation (BIF): A unique type of BIF from the Northern Qilian Orogenic Belt, NW China
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巻: 113  号: P3  ページ: 1218-1234  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Jingtieshan縞状鉄鉱層(BIF)は北Qilian造山帯(NQQB)に位置する。BIFsは中期原生代の主として砕屑性炭酸塩堆積層からなるJingtieshan層群中に胚胎し,下部緑色片岩相の変成を被っている。Jingtieshan BIFsは酸化物相,炭酸塩相,炭酸塩-酸化物混合相を含み,鉄に富む帯と珪酸に富む帯の互層から成る。BIFsは鏡鉄鉱と壁玉から成り,若干の炭酸塩鉱物と重晶石を伴う。SiO2+Fe2O3含量は酸化物相で顕著に高く,FeO・CO2・Baがそれに次ぎ,その他の成分は常に1%以下なので,元の化学堆積物はFe・Si・CO2-3・Baから成ると考えられる。BIFsにおけるAl2O3・TiO2・Zrの間の正の相関は,これらの化学堆積物が若干の砕屑性成分を含有していることを示す。BIFsの酸化物相は低いHFSE,低いΣREE,低いY/Hoを示す。Jingtieshan BIFsについての後始生代オーストラリア頁岩で正規化したREEパターンは,LREEの若干の枯渇,強い正のEu異常,顕著な負のCe異常の欠如を特徴とする。BIFsの炭酸塩相と炭酸塩-酸化物混合相は-8.4‰から-3.0‰の負のδ13C値と-16.6‰から-11.7‰のδ18O値を示す。地球化学的特徴と炭素-酸素同位体は,Jingtieshan BIFsの堆積物が海水の特徴をわずかに有する高温熱水流体起源であることを示唆する。BIFの酸化物相における負のCe異常と高いFe3+/ΣFe比は海洋無酸素環境を支持しない。世界のBIFsの主要な3つの型(Algoma型,Superior型,Rapitan型)と対照的に,Jingtieshan BIFsは堆積-噴気鉱化作用に似た特徴を有する特異な型である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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金属鉱床  ,  岩石圏の地球化学一般 

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