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J-GLOBAL ID：201502219997986085   整理番号：15A0772161

雑草管理と遺伝子組換え作物

著者 (1件)： 與語靖洋 (農業環境技術研)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 49  号： 3  ページ： 87-91  発行年： 2015年06月15日 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 除草剤耐性LM作物には,様々なベネフィットとリスクがある。第1に選択性である。非選択性のグリホサートやグルホシネートの場合,作物に耐性を付与することで,単剤で幅広い雑草スペクトルを実現できる。第2に処理時期である。茎葉処理型(生育期処理)除草剤に対して耐性を有するLM作物,特に非選択性除草剤では,処理時間を幅広く取ることができる。第3に不耕起栽培である。茎葉処理除草剤耐性LM作物の場合,不耕起栽培が可能である。第4に易分解性である。グリホサートやグルホシネート等は,環境(土壌)中で分解しやすいため,有効成分が長期残留しない。

シソーラス用語： *土壌管理 ,  *トランスジェニック植物 ,  *農作物 ,  農薬耐性 ,  除草剤 ,  栽培 ,  栽培管理 ,  除草剤耐性 ,  *トランスジェニック作物 ,  *生物
準シソーラス用語： *遺伝子組換作物 ,  栽培管理作業 ,  作物栽培 ,  *雑草管理

分類 (2件)： 雑草による植物被害  (FC04062J) ,  作物栽培一般  (FC03010R)

引用文献 (27件)：

• Alexandratos, N. and J. Bruinsma 2012. World agriculture towards 2030/2050, ESA Working Paper. No.12-03
• Benbrook, M.C. 2012. Environmental Science Europe 24, 1-13.
• Biosafety Clearing-House (URL) http://bch.cbd.int/
• Brookes, G. and P. Barfoot 2013. GM Crops and Food: Biotechnology in Agriculture and the Food Chain 3, 109-119
• 中央農業総合研究センター2011.総合的雑草管理(IWM)マニュアル.

タイトルに関連する用語 (2件)： 雑草管理 ,  遺伝子組換え作物