文献

J-GLOBAL ID：201502220025103297   整理番号：15A0951587

導電性テザーによるデブリ除去のリスク評価

Risk Assessment of Orbital Debris Removal Using Electro-dynamic Tether

著者 (4件)： 堤祐樹 (九州大学大学院工学府航空宇宙工学専攻) ,  平山寛 (九州大学大学院工学研究院航空宇宙工学部門) ,  花田俊也 (九州大学大学院工学研究院航空宇宙工学部門) ,  花田俊也 (国際宇宙天気科学・教育センター)
資料名： 航空宇宙技術(Web)  (Aerospace Technology Japan, the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences (Web))
巻： 11  ページ： 145-150 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0120A  ISSN： 1884-0477  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： JAXA が研究開発を進めている導電性テザー(EDT:ElectroDynamic Tether)はデブリを捕獲し,地磁場を利用して導電性のテザーにローレンツ力を発生させることにより軌道高度を降下させ,大気圏に落下させてデブリを除去する。しかし,本機のテザー長さは数kmから数10kmになると想定され,その長さゆえ,軌道上を周回する衛星と衝突するリスクを伴う。本論文ではテザー衛星と他衛星との衝突リスクの計算法を導き,軌道伝播の計算と合わせ,デブリ除去ミッションを終了するまでの生存確率を検証し,シミュレーション計算例で,衝突確率,成功率,生存率を悪化させる原因を考察した。

シソーラス用語： スペースデブリ ,  対策 ,  導電性 ,  *テザー衛星 ,  衝突 ,  確率 ,  生存率 ,  Lorentz力
準シソーラス用語： *スペースデブリ対策 ,  衝突確率 ,  *生存確率

分類 (1件)： 宇宙飛行体の運動・軌道  (QK02060W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 導電性 ,  テザー ,  デブリ ,  リスク評価