文献

J-GLOBAL ID：201502220033606729   整理番号：15A0976525

溶液浸漬過程を利用した環境適応力が向上した超疎水性木材表面の製作

Fabrication of superhydrophobic wood surface with enhanced environmental adaptability through a solution-immersion process

著者 (5件)： CAI Peng (Fac. of Materials and Energy, Southwest Univ., Chongqing 400715, CHN) ,  BAI Ningning (School of Chemistry and Chemical Engineering, Southwest Univ., Chongqing 400715, CHN) ,  XU Lan (School of Chemistry and Chemical Engineering, Southwest Univ., Chongqing 400715, CHN) ,  TAN Cui (School of Chemistry and Chemical Engineering, Southwest Univ., Chongqing 400715, CHN) ,  LI Qing (School of Chemistry and Chemical Engineering, Southwest Univ., Chongqing 400715, CHN)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 277  ページ： 262-269  発行年： 2015年09月15日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では超疎水性木材表面の製作のための簡単な溶液液浸法を報告した。超疎水性表面の安定性への付着メカニズムの影響の議論を深めるためにラウリルアルデヒドとラウリン酸を選定して木材表面を改質した。160°(SW1)と154°(SW2)の接触角がある2種類の超疎水性木材を簡単な溶液浸漬法で首尾よく作製した。SW2と比較して,化学結合で得られたSW1はより良い超疎水性を持っているだけでなく,酸性および塩基性の腐食性溶液,有機溶媒,および模擬海水を含む攻撃的な媒体に曝露したときの安定性がより並はずれている。さらに,SW1は優れた自己クリーニング能力を示す。この方法は我々の居住環境下で木材製品の寿命を長引かせると期待される。また,この方法は油/水の分離のために綿織物や濾紙に施すこともできる。このような研究は表面安定性への付着メカニズムの影響をさらに深く理解するのに役立つだけでなく,強大な強度を持つ超疎水性の表面の製造のための設計原理を与えもする。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *改良木材 ,  *表面改質 ,  *疎水性 ,  *環境順応 ,  *溶液 ,  *浸漬 ,  接触角 ,  化学結合 ,  酸性 ,  塩基性 ,  有機溶媒 ,  海水 ,  安定性 ,  自浄作用 ,  住環境 ,  耐用年数 ,  油水分離 ,  綿布 ,  濾紙 ,  濾布 ,  トネリコ属 ,  脂肪族アミン ,  有機ケイ素化合物 ,  第一アミン ,  脂肪酸
準シソーラス用語： 塩基性溶液 ,  酸性溶液 ,  人工海水 ,  *超疎水性 ,  綿織物

分類 (1件)： 改良木材  (FF05033J)

物質索引 (3件)： γ-アミノプロピルトリエトキシシラン ,  ラウリルアルデヒド ,  ラウリン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 溶液 ,  浸漬 ,  過程 ,  環境 ,  疎水性 ,  木材 ,  製作