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J-GLOBAL ID:201502220037686123   整理番号:15A0859138

低リスク殺虫剤と非標的捕食ダニであるIphiseius degenerans(ダニ類カブリダニ)との両立性

Compatibility of reduced-risk insecticides with the non-target predatory mite Iphiseius degenerans (Acari: Phytoseiidae)
著者 (6件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 1267-1273  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。Iphiseius degenerans(Berlese)(ダニ類カブリダニ)は地中海沿岸地域のかんきつ園における一般的な捕食ダニであり,温室作物の総合的害虫管理(IPM)法におけるアザミウマ類のミカンキイロアザミウマに対する重要な生物的防除剤である。本研究で著者らは,IPMにおける両立性を調べる手段として,’低リスク’殺虫剤であるアセタミプリド,クロルアントラニリプロール,フルベンジアミド,メタフルミゾン,メトキシフェノジド,スピネトラム,およびチアメトキサムのI.degeneransに対する効果を評価した。結果。すべての農薬は幼虫の生存率を下げたが,アセタミプリドと処理した場合には若齢幼虫に対してのみ高い殺虫活性を示し,メタフルミゾン,チアメトキサム,およびスピネトラムは中間の殺虫活性を示した。I.degeneransの雌について算出したアセタミプリド,スピネトラム,およびチアメトキサムのLC50値は,圃場散布用に推奨された最大薬量のそれぞれ0.52分の1,0.84分の1,および0.16分の1であった。試験したすべての農薬は繁殖力を有意に抑えたが,最大薬量は上述した3種類の農薬に対応していた。結論。クロルアントラニリプロール,フルベンジアミド,およびメトキシフェノジドは,I.degeneransのIPMに事前に含めることが可能なようである。しかし,アセタミプリド,メタフルミゾン,スピネトラム,およびチアメトキサムについては,さらに圃場試験を行なわなければならない。この情報は,害虫防除の持続性の観点からの合理的立案および実施に有用であると考えられる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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害虫に対する農薬  ,  生物的防除 
物質索引 (7件):
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