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J-GLOBAL ID：201502220047623111   整理番号：15A1140809

不均一触媒反応によるメタンの活性化

Methane Activation by Heterogeneous Catalysis

著者 (2件)： HORN Raimund (Hamburg Univ. of Technol., Inst. of Chemical Reaction Engineering, Eissendorfer Strasse 38, 21073, Hamburg, DEU) ,  SCHLOEGL Robert (Fritz-Haber-Institute of the Max-Planck-Society, Dep. of Inorganic Chemistry, Faradayweg 4-6, 14195, Berlin, DEU)
資料名： Catalysis Letters  (Catalysis Letters)
巻： 145  号： 1  ページ： 23-39  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： T0669A  ISSN： 1011-372X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不均一触媒反応によるメタンの活性化は,将来のエネルギー,化学製品そして燃料の安定供給のために重要な役割を演じるであろう。メタンは天然ガスおよびバイオガスの主な構成成分であり,多くの海洋の大陸斜面や永久凍土地域で水和物結晶としても見出される。この膨大な埋蔵量と資源の観点から,化学供給原料としての活用を促進しなければならない。本レビューは,メタンの合成ガス,シアン化水素,エチレン,ホルムアルデヒド,塩化メチル,臭化メチルおよび芳香族への不均一触媒転換における最近の結果および開発について述べる。最近のメタン貯蔵量と資源量の推定値を示した後,メタン活性化の物理化学的な挑戦課題について議論する。メタンの合成ガスへの水蒸気改質による転換の最近の結果の次に,乾式改質,自己熱改質そして触媒部分酸化について述べる。BMAプロセスとAndrussowプロセスによるシアン化水素への高温メタン転換についても考察する。本レビューの第2部では,メタンの化学薬品へのワンステップ転換について触れる。これは酸素と硫黄によって媒介されるメタンのエチレンへの酸化的結合,メタンのホルムアルデヒドとメタノールへの直接酸化,メタンの塩化メチルおよび臭化メチルへのハロゲン化およびオキシハロゲン化,そして最後にメタンのベンゼンおよび関連芳香族への非酸化的芳香族化を含んでいる。種々の活性化方策の可能性と限界について議論している。Copyright 2014 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *触媒反応 ,  *不均一系反応 ,  *アルカン ,  *活性化 ,  合成ガス ,  水蒸気改質 ,  改質 ,  接触酸化 ,  部分酸化 ,  シアン化水素 ,  アルケン ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族臭素化合物
準シソーラス用語： 乾式改質 ,  自己熱改質 ,  *不均一触媒反応

分類 (3件)： 触媒の性質一般  (CB06121R) ,  ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q) ,  アルカン  (CF03020I)

物質索引 (6件)： エチレン ,  ホルムアルデヒド ,  メタノール ,  メタン ,  塩化メチル ,  臭化メチル

タイトルに関連する用語 (3件)： 不均一触媒反応 ,  メタン ,  活性化