文献
J-GLOBAL ID:201502220101536610   整理番号:15A1141350

非アルコール性脂肪性肝疾患の患者の生化学的パラメータと肝硬度に対するフェノフィブラート単独とペントキシフィリンとの併用効果の比較臨床試験

Comparative clinical study between the effect of fenofibrate alone and its combination with pentoxifylline on biochemical parameters and liver stiffness in patients with non-alcoholic fatty liver disease
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 471-479  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: A1018A  ISSN: 1936-0533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: インド (IND)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景 非アルコール性脂肪性肝疾患は肝臓および血管の特異的合併症増加と関連する共通の健康問題である。目的 本研究の目的は,非アルコール性脂肪性肝疾患の患者で,フェノフィブラート単独またはペントキシフィリンとの併用で,測定した生化学的パラメータと炎症経路と肝硬度に対する効果を評価し,比較することである。方法 研究デザインはランダム化比較試験だった。2013年7月~2014年6月に,エジプトのタンタ大学病院の内科から90名の非アルコール性脂肪肝の患者を動員した。彼らを,24週間3つに分割した用量で,毎日300mgのフェノフィブラートまたは毎日300mgのフェノフィブラート+1200mg/日のペントキシフィリンを投与する2群にランダムに分けた。空腹時血液検体を,肝臓および脂質パネル,腫瘍壊死因子α,ヒアルロン酸,形質転換成長因子β1,空腹時血漿インスリン,空腹時血糖の生化学的分析ために,治療前と24週後に採取した。肝硬度測定をフィブロスキャンで実施した。データを対応有りと無しのStudentのt検定で統計学的に解析した。結果 得られたデータは,フェノフィブラートへのペントキシフィリンの追加が,脂質パネルに対して有益な効果を提供しないが,フェノフィブラート単独と比較して,マトリックス沈着(ヒアルロン酸)に関連した直接的マーカーである肝線維症と,肝線維症と関連したサイトカイン/成長因子(形質転換成長因子β1),炎症経路,インスリン抵抗性,肝硬度に対して有益な効果を有していた。結論 ペントキシフィリン+フェノフィブラート併用は,NAFLDに関与する肝線維症,肝臓剛性,インスリン抵抗性,炎症経路の直接的,間接的マーカーに対してより有益な効果となるので,非アルコール性脂肪性肝疾患の新規治療 戦略を代用するかもしれない。Copyright 2015 Asian Pacific Association for the Study of the Liver. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器疾患の薬物療法  ,  脂質代謝作用薬の臨床への応用 

前のページに戻る