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J-GLOBAL ID：201502220103453690   整理番号：15A1185730

微粒子ピーニングによるアルミニウム合金の疲労強度向上効果に及ぼす投射材の影響

著者 (4件)： 南部紘一郎 (鈴鹿工高専) ,  花村洸樹 (鈴鹿工高専) ,  稲垣和寿 (鈴鹿工高専) ,  前山裕斗 (鈴鹿工高専)
資料名： ショットピーニング技術
巻： 27  号： 3  ページ： 155-160  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： L1943A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,新しい表面改質処理方法として微粒子ピーニング処理が開発され,実用化され始めている。本研究では有限要素法による衝突解析結果を元に,投射材の選定を行い,アルミニウム合金の疲労強度向上に及ぼす投射粒子の影響について検討を行った。その結果,単一の粒子が衝突した際に生じる表面近傍の塑性ひずみが最大となるアルミナ系ビーズを使用した場合に疲労強度が最大となることを明らかにした。また,疲労強度向上に対する影響因子が投射材-被加工材間のヤング率比,降伏応力比であることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *ピーニング ,  *アルミニウム合金 ,  *疲れ強さ ,  粒状材 ,  有限要素法 ,  解析 ,  塑性歪 ,  アルミナ ,  工作物 ,  Young率 ,  降伏応力 ,  投射物体
準シソーラス用語： 衝突解析 ,  *微粒子ピーニング

分類 (2件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (5件)：

• 菊池将一,廣田遥,小茂鳥潤,微粒子ピーニングを施した SCM435H 鋼の残留応力と疲労特性に及ぼす基材および投射粒子硬さの影響,材料,Vol.60,No.6(2011),pp.547-553.
• 南部紘一郎,松阪佳祐,江上登,SUP10ばね鋼の諸特性の及ぼすFPB処理の影響,日本機械学会論文集A編,Vol.76,No.768(2010a),pp,1096-1102.
• 加賀谷忠治,微粒子ピーニング(FPB)の開発動向と展望,精密工学会誌,No.72(2006),pp.1067-1070.
• 江上登,FPB処理による疲労特性の改善,精密工学会誌,No.72(2006),pp1071-1074.
• 菊池将一,廣田遥,小茂鳥潤,ピーニングにおける鋼の微視組織変化に及ぼす粒子寸法の影響,砥粒加工学会誌,Vol.54,Vol.12(2010),pp.720-724.

タイトルに関連する用語 (5件)： 微粒子ピーニング ,  アルミニウム合金 ,  疲労強度 ,  向上効果 ,  投射