抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液体原料を滴下させ,その形状を保ったまま凝固させる事により球状で単分散のマイクロカプセルを得る手法である「振動滴下法」によるマイクロカプセル化の量産化技術を紹介する。振動滴下法で作成するマイクロカプセルは,一般的には膜材に湿潤ゲル(アルギン酸やゼラチンなど)を用いる。この場合,小さな親水性分子はゲルを透過するが,それ以外の大きな分子や脂溶性物質は透過しないという選択的な透過特性を持つカプセル化が可能となる。このような特性は,内包物質をカプセルで保護しつつ内包物質とカプセル外界での相互作用を有するマイクロカプセルの開発に適している。得られるマイクロカプセルは細胞培養や細胞移植に活用できる。