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J-GLOBAL ID:201502220125376932   整理番号:15A0802714

MWCNT骨格内に担持したナノ構造化コバルト(II)テトラカルボキシフタロシアニン錯体

Nanostructured Cobalt(II) Tetracarboxyphthalocyanine Complex Supported Within the MWCNT Frameworks: Electron Transport and Charge Storage Capabilities
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 1707-1718  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: T0736A  ISSN: 1040-0397  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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多層カーボンナノチューブと一体化したナノ構造化コバルト(II)テトラカルボキシフタロシアニン(nanoCoTCPc/MWCNT)の表面限定固体薄膜の電気化学的酸化還元特性を調べた。この新規nanoCoTCPc/MWCNT材料は,SEMとTEMの観察,ゼータ電位の測定,及び電気化学分析法を利用して特性化した。nanoCoTCPc/MWCNTナノハイブリッド材料は,非常に大きな伝導性(15mS cm-1)を示し,これは,MWCNT-SO3H(527μS cm-1)の伝導性よりも1桁以上大きく,nanoCoTCPc(4.33μS cm-1)の伝導性よりも3桁大きい。不均一電子移動速度定数は,nanoCoTCPc/MWCNT(kapp≒19.73×10-3cm s-1)>MWCNT-SO3H(kapp≒11.63×10-3cm s-1)>nanoCoTCPc(kapp≒1.09×10-3cm s-1)の順で減少する。エネルギー貯蔵能力は,典型的な擬似容量挙動であり,10μA cm-2の電流密度で,擬似容量は,nanoCoTCPc/MWCNT(3.71×10-4 F cm-2)>nanoCoTCPc(2.57×10-4 F cm-2)>MWCNT-SO3H(2.28×10-4 F cm-2)の順で減少する。この新たなnanoCoTCPc/MWCNナノハイブリッド材料は,薄膜電気触媒,又はエネルギー貯蔵素子の作成のための可能性がある材料として有用性が期待される。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電気化学反応  ,  コバルトとニッケルの錯体 
物質索引 (1件):
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