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J-GLOBAL ID:201502220144204174   整理番号:15A1052328

ダイコン(Raphanus sativus L.)の4-メチルチオ-3-ブテニルグルコシノラートを欠損した新しいグルコシノラート組成

Novel glucosinolate composition lacking 4-methylthio-3-butenyl glucosinolate in Japanese white radish (Raphanus sativus L.)
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資料名:
巻: 128  号: 10  ページ: 2037-2046  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ダイコンの4-メチルチオ-3-ブテニルグルコシノラート欠失形質の遺伝解析とゲノムマッピングを実施し,新しいグルコシノラート組成のダイコン品種が開発された。遺伝資源と商業用品種を含む632系統のグルコシノラート特性の高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析による集中的評価により,4-メチルチオ-3-ブテニルグルコシノラート(4MTB-GSL)含量が著しく低い自然突然変異体がダイコン(Raphanus sativus L.)在来種から特定された。突然変異体を遺伝子ソースとして選抜して4MTB-GSLを含まない系統が開発された。その系統のF1,F2およびBC1F1個体群の遺伝解析により,4MTB-GSL欠失形質は単独の劣性対立遺伝子により調節されていることが示された。SNPとSCARマーカー類を利用して,96体のF2植物の遺伝子型を決定し,9種類の連鎖群を持つ全マップ距離が808.3cMの連鎖マップを構築した。4MTB-GSL欠失形質の原因遺伝子は連鎖群1の末端にあるCL1753とCL5896の間に地図化された。それらマーカー類の間の遺伝的距離は4.2cMであった。4MTB-GSL欠失植物の自殖と選抜に因って,新しい品種’Daikon親系統No.5’の開発に成功した。その品種はグルコエルシンが特性で,それにより全グルコシノラート類(GSLs)の90%以上が説明された。根の全GSL含量は約12μmol/gDWであり,普通のダイコン品種の含量よりも著しく低かった。その系統のダイコン育種における重要性を検討した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  植物の生化学  ,  遺伝的変異 

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