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J-GLOBAL ID:201502220164787125   整理番号:15A1024598

花弁のビロード様テキスチャと表皮細胞表面からの光反射の間の関係

Relationship between the velvet-like texture of flower petals and light reflection from epidermal cell surfaces
著者 (6件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 623-632  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ビロード光沢のようなテキスチャは,形状および色とともに,花の観賞特性に寄与する。本研究は,種々の科からの19種を代表する観賞植物の30種類の栽培品種または品種からのビロード様および非ビロード様花弁のビロード光沢テキスチャの形成と照射表面からの光反射の光学特性の間の関係を明らかにすることを目的とした。花弁表面からの入射光の角度を,90°,60°または30°に設定し,次に,花弁表面からの光反射を,デジタル顕微鏡を用いて観察した。観察反射光は,表皮細胞表面上の光輝白色点として観察される「外部」反射光(ERL)および花弁内部から反射され,花弁の基色を決定する「内部」反射光(IRL)から成った。ビロード様花弁は,2つの共通特性(円錐乳頭状または半球状表皮細胞および暗色)を持った。花弁と入射光の間の角度が減少するとともに,ERL点はベルト様形状となって,総ERL強度は強くなった。結論として,ビロード様テキスチャは,暗いIRLと連成した特徴的ERL光線に由来する。花弁を,より水平な角度から観察したとき,表皮細胞の長い傾斜表面は,高いERL強度に寄与して,ビロード様花弁に及ぼす特徴的逆遮光影響を引き起こす。Copyright 2015 The Botanical Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  花き・花木 
引用文献 (15件):
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