ゲルに基づくプロテオミクスとin silico 法により,窒素固定シアノバクテリアAnabaena PCC7120の膜プロテオームを探索する

SEN Sonia; AGRAWAL Chhavi; MISHRA Yogesh; RAI Shweta; CHATTERJEE Antra; YADAV Shivam; SINGH Shilpi; RAI L.C.

文献

J-GLOBAL ID：201502220172565220 整理番号：15A1089617

ゲルに基づくプロテオミクスとin silico 法により,窒素固定シアノバクテリアAnabaena PCC7120の膜プロテオームを探索する

Exploring the membrane proteome of the diazotropic cyanobacterium Anabaena PCC7120 through gel-based proteomics and in silico approaches

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資料名：
巻： 127 号： PA ページ： 161-168 発行年： 2015年09月08日
JST資料番号： T0073A ISSN： 1874-3919 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

窒素固定シアノバクテリアAnabaena PCC7120の膜プロテオームの解析を,Hallらの変法プロトコールによる2次元ゲル電気泳動に基づく方法で行った。バイオインフォーマティクス解析により同定された67の蛋白質のうち,59が膜蛋白質であることが分かった。29の内在性蛋白質のうち28は1~12の膜貫通ヘリックスを含んでおり,16の蛋白質はシグナルペプチドを持っていた。主要な光合成及び呼吸系の蛋白質(24のうち21)は広いpH勾配領域に分布し,他のものは,狭いpH領域に存在する傾向にあった。pH勾配における蛋白質分布は,Anabaenaの膜プロテオームにおける機能と構造的多様性を明確に示す。他の結果も合わせて,この改良法は線維状シアノバクテリアの膜プロテオミクスの同定に適していることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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微生物生理一般 , 生体膜一般 , 生物物理的研究法 , 蛋白質・ペプチド一般

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