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J-GLOBAL ID：201502220184915103   整理番号：15A0810213

4大製薬会社の薬剤候補の損耗の分析

An analysis of the attrition of drug candidates from four major pharmaceutical companies

著者 (12件)： WARING Michael J. (AstraZeneca, Cheshire, GBR) ,  PAIRAUDEAU Garry (AstraZeneca, Cheshire, GBR) ,  ARROWSMITH John (Thomson Reuters, London, GBR) ,  MANDRELL Sam (Thomson Reuters, London, GBR) ,  WEIR Alex (Thomson Reuters, London, GBR) ,  LEACH Andrew R. (GlaxoSmithKline, Hertfordshire, GBR) ,  LEESON Paul D. (GlaxoSmithKline, Hertfordshire, GBR) ,  PICKETT Stephen D. (GlaxoSmithKline, Hertfordshire, GBR) ,  OWEN Robert M. (Pfizer, Cambridgeshire, GBR) ,  PENNIE William D. (Pfizer, Connecticut, USA) ,  WANG Jibo (Eli Lilly, Indiana, USA) ,  WALLACE Owen (Eli Lilly, Indiana, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 14  号： 7  ページ： 475-486  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 製薬業界は,医薬品開発の損耗率が高いという問題への対処を今も強く求められている。低分子薬候補の物理化学的性質との関連の可能性を分析することで,有効性と安全性に関連した新薬開発の失敗件数を減らすための試みがこれまで行われてきたが,各社から提供されるデータセットの規模が小さいため確たる成果が得られていない。本論文では,アストラゼネカ社,イーライリリー社,グラクソ・スミスクライン社,ファイザー社の薬剤候補の損耗に関するデータを集積し,解析した結果について説明する。今回の解析では,化合物を最適化する際に物理化学的性質を制御することが薬剤候補レベルの質を有する化合物を同定する上で有用なことが再確認され,化合物の物理化学的性質と安全性の問題を原因とする臨床的失敗との関連が初めて示されている。また,今回の解析結果は,物理化学的性質の制御をこれ以上進めても損耗率に有意な効果を生む可能性は低く,むしろ安全性と関連した臨床での失敗への取り組みを増強する必要があることを示唆している。この分野での今後の展開には,企業間の共同研究を拡大することが極めて重要になるだろう。Copyright Nature Publishing Group 2015

シソーラス用語： *製薬業 ,  *製品開発 ,  安全性 ,  化学的性質 ,  物理的性質 ,  毒物学 ,  有効性
準シソーラス用語： *新薬開発 ,  物理化学的性質

分類 (1件)： 薬物の研究法  (GV01020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 会社 ,  薬剤 ,  損耗 ,  分析