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J-GLOBAL ID:201502220219828438   整理番号:15A1013406

新規ホスホネート難燃剤の合成とエポキシ樹脂でのその応用

Synthesis of a novel phosphonate flame retardant and its application in epoxy resins
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  号: 45  ページ: ROMBUNNO.42765  発行年: 2015年12月05日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新規ホスホネート難燃添加剤のビス(2,6-ジメチルフェニル)フェニルホスホネート(BDMPP)を,フェニルクロリド及び2,6-ジメチルフェノールから調製し,Fourier変換赤外(FTIR)分光法,1Hおよび31P核磁気共鳴により,その化学構造を特性化した。調製したBDMPPと硬化剤のm-フェニレンジアミンをエポキシ樹脂(EP)に配合し,難燃性EP熱硬化性樹脂を調製した。限界酸素指数(LOI),垂直燃焼試験(UL-94),コーン熱量計,および熱重量分析により,EP/BDMPP熱硬化性樹脂の難燃性および熱分解挙動に対するBDMPPの効果を検討した。EP熱硬化性樹脂のチャー残基のモルフォロジーは,走査電子顕微鏡(SEM)によって調査し,熱硬化性樹脂の耐水特性は,168時間,70°Cの蒸留水中にサンプルを置くことによって評価した。その結果,1.11wt%のリン含有量を有する硬化したEP/14wt%BDMPP複合材料は,UL-94V-0の燃焼性等級を合格し,LOI値は33.8%と高いことを実証した。TGAの結果から,BDMPPの導入により,純EPのものに比べて,事前に分解したEPマトリックスを促進し,高温でより高い炭化収率につながることを示した。BDMPPの取り込みにより,機械的特性が向上し,EP熱硬化性樹脂の水分吸収が減少した。チャー残基の形態学的構造から,BDMPPは燃焼時の材料表面のよりコンパクトで,均質な炭化層の形成を有利にし,熱伝達及び拡散を防止し,可燃性ガスの発生を制限し,その後の発熱速度の低下をもたらすことを明らかにした。耐水性試験の後,EP/BDMPP熱硬化性樹脂には,まだ優れた難燃性が残っていた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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難燃剤  ,  エポキシ樹脂 
物質索引 (4件):
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