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J-GLOBAL ID:201502220234207040   整理番号:15A1169158

アラビドプシスにおける二元選択的ニトロ化:PsbO及びPsbPの殆ど排他的なニトロ化及びパーオキシレドキシンII Eを含めた4つの非-PSII蛋白質の非常に敏感なニトロ化

Dual selective nitration in Arabidopsis: Almost exclusive nitration of PsbO and PsbP, and highly susceptible nitration of four non-PSII proteins, including peroxiredoxin II E
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号: 20  ページ: 2569-2578  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: A0626B  ISSN: 0173-0835  CODEN: ELCTDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質チロシンニトロ化は動物の研究において示されたように選択的過程である。しかしながら,植物における選択的蛋白質ニトロ化は希である。この研究においてアラビドプシス植物を光の中,40ppmの二酸化窒素有り無しの空気に8時間曝露した。全体の葉,或は分離した葉緑体から抽出した蛋白質はSYPRO Ruby染色及び抗-3-ニトロチロシン抗体を用いた免疫ブロットが続く2D PAGEにさらした。免疫ブロット上のスポットの相対強度(RISIと呼ぶ)及びSYPRO Rubyゲル上の対応するスポットの強度(RISSと呼ぶ)を分析した。高いRISI値及び/或は高いRISI/RISS比を示した蛋白質は選択的にニトロ化されたと考えられた。曝された植物からの全葉蛋白質において,全ての免疫陽性スポットはPMFによりPsbO1,PsbO2,或はPsbP1と同定された。このようにニトロ化はPsbO及びPsbP,光化学系II(PSII)の外因性蛋白質に排他的である。それらのRISI/RISS比は≦1.5であった。暴露されていない植物は非常に微かなニトロ化を示した。精製された葉緑体蛋白質においてPsbO及びPsbPは全RISI値の>80%を説明し,一方,パーオキシレドキシンII Eを含めた4つの非-PSII蛋白質は高いRISI/RISS比(2.5~6.6)を示した。PsbO1のTyr9はニトロ化サイトとして同定された。このように,アラビドプシスにおける2つのPSII及び4つの非-PSII蛋白質に対するニトロ化は選択的である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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バイオアッセイ  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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