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J-GLOBAL ID:201502220263086139   整理番号:15A1093697

異なる長さのヒドロキシル末端自己集合単分子膜上に固定化したアズリン蛋白質の酸化還元反応の研究

Probing redox reaction of azurin protein immobilized on hydroxyl-terminated self-assembled monolayers with different lengths
著者 (3件):
資料名:
巻: 755  ページ: 27-38  発行年: 2015年10月15日 
JST資料番号: D0037A  ISSN: 1572-6657  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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制御された電子移動特性を有する蛋白質の固定化は今後の生物医学的応用のための重要な課題である。本研究では,6-メルカプトヘキサノール(MCH)及び11-メルカプトウンデカノール(MUD)自己集合単分子膜(SAMs)で修飾した金電極上へのアズリンの固定化を電気化学的手法により調べた。固定化アズリンは,E1/2=0.11V vs. Ag/AgCl及びΔEp=10mVと40mVそれぞれでMCH/AuとMUD/Au電極上で準可逆的酸化還元反応を示した。異なるpHでのアズリンのサイクリックボルタモグラム(CVs)は,アズリンのプロトン共役酸化還元反応が一電子三プロトンプロセスであることを明らかにした。MCH/Au電極上に固定化したアズリンのトンネル電子移動速度定数(k0)が高速スキャンCV法を用いて1.35(±0.05)×103 s-1と推定され,MUD/Au電極でのそれは走査電気化学顕微鏡(SECM)によって120±10s-1として測定された。SECM研究では,アプローチ曲線がアズリンの異なる表面被覆率で異なる基板過電圧で記録された。動力学的パラメータの抽出では,アズリンはSAM間のトンネル電子移動を介してMUD/Au電極で還元され,溶液相先端発生フェロシアニドを介して元に酸化された。固定化アズリンと[Fe(CN)6]4-メディエーター間の二分子間電子移動速度定数(kBI)は33×108 mol-1 cm3 s-1と推定された。アズリンの構造上の親水性と疎水性アミノ酸の分布,及びヒドロキシル末端化SAMs対メチル-とチオール末端SAMsとしてのMCHとMUD SAMでのアズリンの明確なボルタンメトリー挙動に基づいて,異なるSAMs上のアズリンの可能な配向も評価した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電気化学反応  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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